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10分でわかる海外ニュース 2024年1月19日

オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
自分が自分に甘いのを誰より知っている。
だからこそ、オーストラリアに来るときは自由度の高いワーホリじゃなくて縛りのある学生を選んだ。住む場所や学校を転々とできないし、出席日数もきっちり見られた。
それは決意の表れだった。
英語はいつも赤点で好きじゃない英語と本気で向き合うための自分なりの「英語をやるんだ」って決意だった。
事業を始めるときも、オンラインコミュニティを始めるときも何か自分の中で縛りを設けたりもした。
逃げられない状況を作るためにあえて宣言して、追い込んでみたりと小さなことでもある種、自分に枷をするのが自分に甘い僕のやり方。

人は知らないこと、不安なこと、結果がすぐでないを理由にして始めなかったり、続けられないことが多い。
だからこそまずはやってみる。
やってみた結果、良い悪いに関わらず必ず得るものはある。
まずは一歩踏み出すための縛りってやつを自分に作ってみるといい。
二歩目は驚くほど軽いよ。

【金融ニュース】

米連邦準備制度理事会(FRB)が景気回復の兆しから利下げを急がないとの思惑から、株価は後退し、債券利回りは上昇した。

景気の良いニュースが政策的にそれほど重要でない今、小売売上高が堅調な結果となったことで、ウォール街の大胆なハト派的観測に対する懸念が高まった。また、中央銀行当局者が最近、緩和の見通しについてより慎重な論調を強めていることもあり、結局、トレーダーがFRBが最初に利下げに踏み切る時期を先送りする格好の材料となった。

FRBが利下げを延期したり、2024年の利下げ幅を縮小したりするほどではないが、依然として健全で回復力のある消費者と一致するデータを見る必要がある」と、メリルリンチの元トレーダーで、ニュースレター「セブンス・レポート」を創刊したトム・エッセイ氏は言う。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■1986年以来最大の接待事件でシンガポールの大臣が辞任

・シンガポールのS.イスワラン運輸相は、クリーンな統治で知られるこの都市国家に暗雲を投げかけた、過去40年で最大の政治スキャンダルで汚職の嫌疑をかけられ辞任した。

リー・シェンロン首相は、閣僚および議員としてのイスワラン氏の辞任を受理した。保釈中のイスワラン氏は、英国でのミュージカルやサッカー観戦チケットの入手疑惑を含む27件の告発を拒否した。

■ビル・ゲイツ氏、気候変動阻止の鍵は世界の医療費にあると語る

・億万長者の慈善家であるビル・ゲイツは、気候変動と闘うための重要な方法は、発展途上国における医療へのアクセスを改善することだと考えている。

「グローバル・ヘルスは今、レーダーから少し外れている。資金が限られている今後10年間、気候変動への影響を考慮するならば、健康への支出は減らすのではなく、増やすべきだ。」

月曜日、彼が共同議長を務めるビル&メリンダ・ゲイツ財団は、2024年にヘルスケア技術とプログラムに86億ドルを費やす計画を発表した。これには、マラリアやポリオ、妊産婦の死亡を抑制するための新しいワクチンや安価な物資を開発する取り組みが含まれる。

■投資家が市場に戻ってきており、それは賃借人にとって朗報である。

・逼迫した市場環境は、より多くの投資家の市場参入を促し、賃貸物件数は再び増加している。

投資家の活動が活発化することで、建設が支援され、賃貸物件が増えることで賃貸市場のバランスが調整され、賃借人の条件が緩和される。これによって、2024年の家賃価格の伸びは鈍化すると予想される。

しかし、賃貸市場の状況は、2023年の困難な時期を経て、依然として厳しい。

記録的な低空室率のため、賃貸住宅はなかなか見つからず、昨年を通してオーストラリアの首都および地方都市で賃貸可能な賃貸物件はわずか1%強にとどまった。

【最後に】

先日とある用事があって、ゴールドコースト郊外の新興住宅地にいった。
ブリスベンから40分ほど、ゴールドコーストまで30分、車が2台停められるガレージが着いた新築の住宅が立ち並ぶ綺麗に整備された場所。

道幅4-5mほどある道路の両側に所狭しと車が路駐されていて、2-3m進むたびに対向車とすれ違うことができず一台一台待ってというやりとりをした。
立派なガレージも、車を停められるドライブウェイもあるのに。
つまり、この新興住宅地では大人(少なくとも車を運転する年齢の人)が3人以上で一つの家を借りてるパターンが多いと言うこと。
そうやって、昨今の賃料上昇を乗り切ろうという人が増えている。
家族や友達のところに転がり込んでお互い家賃を浮かせようというある意味賢い戦略だ。

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