たろ坊

文章を、書きたくなった。 価値観を、言語化したくなった。 今の気持ちを、大切にしたくな…

たろ坊

文章を、書きたくなった。 価値観を、言語化したくなった。 今の気持ちを、大切にしたくなった。 後から見たときに、懐かしみたくなった。

マガジン

  • 自分のこと

    タイトル通り、わたしのことについての読み物。

  • 思い出

    小さい頃のわたしが体験したことや思い出話。

最近の記事

春の入り口の話。

3月末。 桜の開花予想が軒並み外れるほど、ここ最近冷え込んでいる。 通勤のときにちょっとしたお花見ができるのはいつになることやらと、気を揉んでいる。 春。心がそわそわする時期。 自分だけ冬の出口から出られずに、春の入り口に立ててもその一歩が踏み出せずに、ひとりぼっちのような気がしてしまう時期。 学生時代も、すぐに春を楽しめている周りのみんなが眩しかった。 学年が上がるならまだしも、新しいステージになったとき、やっぱり環境の変化に弱いなぁと心の底から思っていた。 社会人

    • 自分が信じていることの話。

      わたしのモットー集です。共感できることがあれば嬉しいです。 人の内面は文字に表れる 自信に満ち溢れていたり、自己肯定感が高かったりする人、本当に顔がキリッとしてる気がする。顔立ちとか造形の話ではなくて、なんとなくスッキリして見える。 文字も然り。大きくはっきり書く人、かっこいいなと思う。逆に小さかったり丸かったり、線が細かったり。それはそれで作品的なところで生きてくると思う。 どんなに騒がしくても、その人めがけて声を飛ばせば必ず届く これは小学生のときやっていた合唱部

      • あれからの自分の話。

        季節はものすごい速さで変わって、わたしもいろいろ変わった。 ひとつ前の投稿から、だいぶ調子が良くなってきたと思う。 夏には叔父さん夫婦のところへ一人旅して、大学時代の友達に会って、職場の人ともご飯に行って。 (叔父さん夫婦のところに行ったときは正直まだ本調子じゃなくて、本当はもっとたくさん今までのことを話したかったし、聞きたかった。叔父さんたち、観光場所とか電車とか、全部調べてくれた。自分でやったのは、新幹線の手配だけだった。それが本当に申し訳なくて時々遠慮していたら、

        • 26、7歳の自分の話。

          けっこう過渡期だなと思ったから、備忘録的な、雑記的な意味で残しておこうと思う。 この数ヶ月、本当に激動だった。 4月 同じ部署で切磋琢磨していた同期の異動。 それまで2年間、あーでもないこーでもないと言い合いながら膨大な業務に食らいついていた。 休みの日に出かけた帰り、電車の中で仕事のことを話しながら2人して泣いたのがいい思い出。 5月 2年半付き合った恋人との別れ。 ひとつ前の投稿に勢いで全てを書いた。 誰かとある程度長く付き合ったのも、この先もずっと一緒にいるん

        春の入り口の話。

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        • 自分のこと
          6本
        • 思い出
          4本

        記事

          失恋した話。

          2年半付き合った恋人と別れた。 きっかけはわたしが恋人のスマホの中身を見てしまったことにある。 向こうの仕事終わりに会って夜ご飯を食べて、お風呂に入って寝る準備をして。いたっていつも通りだった。 今振り返ると、魔が差してしまったんだなと思う。 なかなか眠れないからと、ほんの出来心だった。世の中の恋する人々があれほど『恋人のスマホを見てもいいことない』と言っていたのに。お互いの暗証番号は知っていたけれど、そんなのこれっぽっちも興味なんてなかったのに。 わたしは “なん

          失恋した話。

          ケアされる側になった。③

          気がついたら年が明けてました。そして年度も終わりそう。なかなか終わらなかった入院レポ、ようやく完結。 手術が無事に終わり、今回は術後〜退院までの話。 手術が終わってからは、鼻に詰め物をされた状態で過ごしていた。が、サラサラの鼻水のようなものがしきりに垂れてくる。しかも血混じりの。 看護師さんに相談したところ、綿球を持ってきてくれた。染みてきちゃったら交換していいですよ、とのこと。 毎分、いや毎秒垂れてきていたのでありがたい。その日のうちに交換しようと、詰め物を取りにか

          ケアされる側になった。③

          ケアされる側になった。②

          ひとつ前の記事で先行き不安な入院生活がスタート。今回は手術当日から翌日のことについて。 迷走神経反射でぶっ倒れた次の日の午後、いよいよ手術となった。 その前に、昨日施せなかった点滴のルート確保を、今度は主治医の先生が行ってくれた。 (先生、一発で決めてくれ…) という私の願いも虚しく、両手の甲に1回ずつ針が刺され、抜かれた。血管がなかなか出てこなかったらしい。体は正直で、わりと恐怖心を感じていたのだろうと思う。 左の手の甲にもう一度チャレンジし、無事にルートがとれた。先

          ケアされる側になった。②

          ケアされる側になった。①

          たいそうなタイトルをつけているが、一言で表すと“入院&手術レポ“なので軽く読んでほしい。 社会人4年目の10月。 仕事でケアをする側の私が、ケアされる側になった。 というのも内服治療で3ヶ月治らなかった副鼻腔炎の手術することになり、1週間ほどの入院をしいられたのである。 (全身麻酔怖いなぁ、職場に迷惑かけるなぁ、入院とか何年ぶり?、親に心配かけるなぁ…) と様々な思いが湧き出る中、心のどこかで “ケアされる側になるんだ“ という気持ちが生まれていた。 入院前日、親

          ケアされる側になった。①

          家の近くの神社の話。

          高校卒業まで住んでいた実家の近くに、近所ではそこそこ大きい神社があった。 初詣はもちろん、七五三のときもその神社に行った。 その神社では、夏になると茅の輪くぐりという催し物があった。 近所の神社の場合、事前に四角い提灯の四面に無病息災の文言や願い事を書いておく。当日、神社に持って行って、中に蝋燭を立てて火を灯す。それを持って千灯万灯(せんとう まんとう)と口に出して唱えながら、神社の周りをぐるっと3周する。境内の正面に茅の輪があるので、そこを通るときは踏まないよう、つまづ

          家の近くの神社の話。

          単純に自己紹介。

          なにか書き物を、と思い始めました。 初めまして。たろ坊と申します。 たろ坊は、小さい頃にお母さんから呼ばれていて、当時はなんとも思っていなかったけど、noteを始めるにあたり丁度いいなと思って設定しました。たろちゃん、とも呼ばれてたっけ。 気付けば社会人4年目、福祉の分野で働いています。 春は新学期特有のあの匂いにウワーッとなり 夏はなんだか賑やかな雰囲気に気分が上がり 秋は夜風に当たりながら勝手に切なくなり 冬は人の温もりやあたたかみをより一層感じる …だいたいこ

          単純に自己紹介。