物語は終わらない
Kindle出版で、いくつかの本を発刊してきました。いくつかの「創作物語」を書いてきました。ほとんどの物語は、一応完結しています。
が、私の心の中では物語は続いており、時々登場人物たちから近況報告を受けるように、彼らの現状を考えたりします。
第一作「公務員のタマゴに伝えたい話」に収録している「フロンティアミッション」に登場する「係長」は、その後体調を崩してしまい、静かに穏やかに過ごしている設定です。
「元宮ワイナリー黎明奇譚」の主人公「大沼」は、役所の出世コースから外れ、昇格することなく万年係長として、蔑まれています。
「黒田製作所」では、社長が四代目になりました。四代目は、「生まれながらの溶接業」として子どもの頃から会社を継ぐべく努力してきましたので、会社や地域の発展に鋭意取り組んでいます。
三代目社長は孫と過ごす時間を楽しんでいます。
「恋する旅人」に登場する「木元と西野」は家族となり、子ども2人(女の子)と暮らしています。彼らの話は続編を書きたいと思いつつ、なかなか手につかず後回しになっています。
どの創作物語も「一応ハッピーエンド」を迎えていますので、主人公たちに余計な苦労をさせたくない気持ちもあり、続編に手をつけられないのかもです。
また、今年一年を振り返ると、新作物語をKindle出版できずに終わるという、残念な一年となりました。私の「創作物語」の場合、「モデルとなる人物や物語」があることが多いので、取材(インプット)が足りないのかもしれません。
なお、Kindle出版している物語はこちらからお読みいただけます。
サムネ画像は2010年くらい、建設中だった「東京スカイツリー」の写真になります。写真の巧拙は拙ですが、この時期だからこそ撮影できた、という点でお気に入りの1枚です。
福島太郎の創作物語も、巧拙で言えば「拙」という自覚は有り、Kindle出版すること、有料ということに、身の程知らずという恥ずかしさを強く感じますし、noteで書き続けることにもネガティブな気持ちになることもあります。
それでも「今だから」「自分だから」「馬鹿だから」、汗かき恥かき物語を書き続けようと思うのです。意味も価値も無いかもしれないけど、誰かの役に立つかもしれない可能性を楽しみたいと思うのです。
実のところ、私は「福島太郎物語」という、終わらない物語を書き続けたいのかもしれません。
成功も栄光もなく、ただ未来を信じて動き続ける男の物語。皆さまにも、いましばらくお付き合いいただきますようお願いします。
#何を書いても最後は宣伝
ありがたいことに、Amazonで9人の方が⭐️をつけてくださいました。この場を借りて御礼を申し上げます。
後一人で、10人、二桁に乗ります。
後一人で、10人、二桁に乗ります。
note街の皆さんの優しさを信じて眠りたいと思います。
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。 皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。