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「Google One」のサービス内容が5月15日から一部変更に

Google Oneは、Googleドライブ、Gmail、Googleフォトなどのストレージ容量を追加で購入できる有料プランサービスだ。
無料のGoogleアカウントには15GBの共通ストレージ容量が付与されているが、有料プランに加入することで、これを100GB、200GB、2TBなどに増やせる。

今回Googleから発表された更新内容は大きく分けて3つ。
以降それぞれについて説明していく。


1.対象デバイスで、高度な編集機能の利用等が可能に

5‌月‌ ‌1‌5‌より、要件を満たすデバイスを使用していれば、どなたでも消しゴムマジックポートレートライトなどの高度な編集機能をお使いいただけるようになります。 ダークウェブ レポートも、今後数か月のうちに対象となるすべての Google アカウントでご利用いただけるようになります。

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今までは、Pixelなどの対象スマートフォンや、Google One加入者でなければGoogle消しゴムマジックなどを使用できなかったが、誰でも使うことが可能となる。
対象となるデバイスの詳細は以下の通り。

ChromeOSバージョン118以降を搭載したChromebook Plus、
または3GB以上のRAMとAndroid 8.0、もしくはiOS 15以降を搭載したデバイス

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2.編集マジックの提供範囲拡大

Google フォトでも特に高度な編集ツールである編集マジックの提供範囲が5月から拡大され、Googleフォトのすべてのユーザーにお使いいただけるようになります。生成AIを活用して、直感的な方法で複雑な編集を行えます。 編集マジックでクリエイティブに編集した写真を月に10枚まで保存できます。

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詳細については以下を参照していただきたい。

3.2 つの特典が段階的に終了

1. Google フォトでの一部のプリント注文の無料配送

2. Google One VPN の提供


Google フォトでの一部のプリント注文の無料配送(カナダ、英国、米国、EU)を 5‌月‌1‌5‌に終了し、Google One VPN の提供も年内に終了いたします。

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個人的に一番大きな変更点だと感じたのが、Google One VPNの終了だ。
200GBのプランは月額380円で利用でき、他社のVPNを契約するよりも安上がりだった。
VPNとしての機能面ではさほど充実しているとは言えないまでも、外出先でのWi-Fi接続時には大いに役立っていた。

終了時期は2024年後半とのこと。

ただし、Google OneのVPNが廃止された後でも、Pixel 7以降のPixelシリーズでは引き続き端末搭載のVPN機能を無料で利用できる。

変更されない点

  • 保存容量:プランに応じた保存容量を利用可能

  • Family Sharing:最大 5 人までのファミリーメンバーと保存容量を共有。

今後のGoogleの動向にも注目していきたい。

参考文献
Googleドライブ有料版「Google One」の特典VPN機能、今年後半に提供終了 - ITmedia NEWS
Google One メンバーへの告知メール

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