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SBIの日本高配当株式ファンドって今どんな感じなの?

新NISA開始と同時に結構話題になったSBIの高配当ファンド
(正式名称:SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年 4 回決算型))

つい最近、公式から2月末時点でのレポートが出ていたので、資料をみながら現状をまとめてみようと思う。

現在の価格は?
まず、現在(2024年3月15日時点)の基準価額がこちら

設定来からおよそ3か月で+15%と、おおむね右肩上がりで好調なのが分かる。

それもそのはず、毎日市場に参加している方ならお分かりのとおり、年初から日本市場には海外から投資マネーが流れ込んできていたため、多くの大型銘柄が株価上昇の恩恵を受けたからだ

いずれにしても、当初からこのファンドを買い付けしている人はほぼ全員含み益といった感じか(私も年初から少額ずつ毎日買付しており、含み益である)

銘柄はどんな感じ?
ファンドの組み入れ銘柄は次のとおり

銘柄数は35、ウェイトとしては1位:鉄鋼、2位:建設業、3位輸送機器 となっている。高配当投資家には馴染みの銘柄が多数といった感じだ。

業績があやしい銘柄もあったりするが、ROEも平均して10%など、ある程度指標でスクリーニングされている様子なのでまあリスクはそこまで大きくないのではないだろうか。

利回りについて
気になる肝心の利回りだが、上記の表だと「3.98%」となっている。
ここで「あれ?」と気になったことがひとつ…

こちらは発売当初の説明資料

想定の配当利回りが「4.5%」と記載されている。
当初言われてたのより数値低くね?とも思ったのだが、前述の「3.9%」はマザーファンドのもののようなので、ベビーファンドである本ファンドの利回りは異なるのかもしれない。
そもそもTOPIXの平均利回りは大きく上回っているので十分であると言える

分配金はいつ? 
お金、いつ入ってくるんだろう…
分配金のタイミングは次のような感じらしい

今年の1月には運用開始間もないということもあってか、分配金の支払いはなかった。公式のアナウンスはまだないが、巷では4月10日に初回の分配金が入るのではないかと噂されている

まとめ
地合いに助けられている面が大きいとは思うが、基準価額は右肩上がりで好調のため、現状で言えばキャピタル、インカムの両方で期待が持てる

ポートフォリオの比率が大きくなりすぎないよう、適度に積立てて見定めていきたい。

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