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NIKEのイベントに行ってきました。

■はじめに

10月13日に新宿御苑で行われたNIKEのAFTER DARKという体験型イベントへ行ってきました。色々思う所がありましたので、忘れないうちに初noteではありますがこちらに書いてみます。(長くてスイマセン、段落表示とかリンクとかこれで合ってるのかな)

因みにNIKEはシューズもウェアも持っていて大好きなブランドのひとつなので、こういう風にすればもっと良いイベントになったのかな、という視点もなるべく盛り込みたいと思います。

まず、このイベントは閉園後の新宿御苑を貸し切り、ランニングやヨガイベントなど一夜限りの特別な体験を提供するというNIKEらしいものでした。クリエイティブなどはとても秀逸、サイネージや映像演出などはRhizomatiks(ライゾマティクス)さんです。

また、このイベントは13日単体と思われていますが、前日の12日に行われた GYOEN NIGHT ART WALK というイベントの関連イベントです。

そしてNIKEが主催と思われていますが、良く見てみると NIKEは協賛社で、主催は 新宿御苑・OPEN PARK プロジェクト実行委員会 でした。

■開場前に何が起きていたか

このイベントは普段は入ることが出来ない夜の新宿御苑でステージイベントやランニングを無料(この無料でというのがポイントで多くの人が集まりました)で体験出来るということで多くの人が集まりました。ちなみに私が現地に到着したのが17時ごろでした。(イベントは18時開場)その時点でかなりの人数が既に行列を作っていました。

この時点で"スタッフが少ないな" と感じました。イベントの入り口である新宿御苑の大木戸門は右手に公園に沿った小道があるのですが参加者はそこへ並んでいきます。しかしスタッフはほとんどいなく、事前登録者と当日登録者の列が左右に分かれて並んでいるだけでした。正直横入りも横行していました。。

この時点で 案内スタッフの増員とこまめなアナウンスや横入り防止のロープとサインボードの準備 などが必要かと思いました。可能であれば列にはインカムを持たせたスタッフを常駐させる事や「最後尾」や「XX登録の方はこちら」のサインボードがあった方がスムーズに案内が出来ると思いました。

お客様に一番近い所にはなるべくアルバイトの子を配置するのではなくイベント会社スタッフや判断が出来るスタッフを配置した方が良いと思いました。(クレームや質問に対して迅速に応える事でお客さんのストレスに対する解消度や印象や変わります)

そしてこの行列は開場時間の18時に向けて一段と増えていきます。

もうここまで来るとスタッフも対応出来るキャパを超えていたように見えます。(ちなみにこの時間帯で警察車両も出動していたようです)この時点で想像以上の人数が集まっていました。

また、開場時間の18時を少し過ぎた所で、当日登録のお客様は今日は入れないかもしれないというアナウンスが流れ始めます。(当日登録で並んでいる人達はザワザワし始めます)私は事前登録していた事を勘違いして途中まで当日の列に並んでいましたが途中で気が付いてなんとか入れました。

私も実際並んでいて、今回のお客さんの不満の大半はこの入場前の時間帯に集約されているなと思いました。参加者にとっては夜の新宿御苑で特別な演出の元走ることが出来るという事前の期待値に対して、現地イベント会場に来た瞬間(我々の業界で言う所の第一の瞬間、その商品やサービスを手に取ったり購入する瞬間)にその期待していた事が崩れてしまうことでNIKEさんに持っていたブランドイメージが崩れてしまったのかもしれません。(NIKEさん主催ではないんですが)

■公園内の様子

そしてなんとか入場。ちなみに園内のMAPはこのような感じです

Welcomeサインボード。クリエイティブかっこいい。

クロークと更衣室もあるので荷物も預けることが出来ます。更衣室も広く、クロークの運営も問題ありませんでした。

クロークタグはバンド式でした。

サインボード。

YOGAなどを行うステージエリアとその前の芝生

園内の様子を見て感じるかもしれませんが、結構暗かったです。恐らく演出上照明は最低限にしていたのかもしれませんが、かなりの人数が集まっていたので、安全上もう少し照明を工夫した方がお客さんが安心したかもしれません。あと、YOGAセッションのステージにモニタが無かったので盛り上がっている様子が伝わりにくかったようです。

園内であった方が良かったモノ:安全確保のためのライトニングをもう少し/クロークと更衣室への誘導/ステージ上に大きなモニタ

■ナイトラン

クロークに荷物を預け、走るまでに少し並びましたが、やっと走ることが出来ました。本格的に走るというよりは1周2kmの周回コースなのでさほど長くはありません。走り始めたらとても気持ちよく、快適に走ることが出来ました。1周では物足りない人は2周走っていたようです。

光のゲート。

上空に向けた照明

レーザーによる光の演出

写真がいまいちなのでわかりにくいですが園内の池にレーザーを照射してナイキのロゴを投影しています。カッコ良かった。

様々なサイネージ

RUNエリアで感じた事

上記のように色々な展示演出的な要素があるので、ランナー達はどうしても足を止めて写真や動画を撮りますが、スタッフからは「立ち止まらないでくださいー」とアナウンスがありました(あまり強い調子ではない)。また、フリーRUNで走る人達の横を、グループRUNの集団が結構なスピードで走り抜けていくので、衝突しないかひやひやする場面もありました。

twitterでスズケンさん にもコメントもらって私も同じ感覚を持っていたのですが、元々歩き回りながら見る要素が強い回遊展示向きなものにスポーツ(RUN)を組み合わせる事に少し難しさがあったのかなと感じました。

RUNではなくウォーキングという設定であれば楽しみやすかったのかもしれません。(前日の12日にはどうもそのような設定でウォーキングイベントがされていた模様)

その他ブース

園内にはSHOE TRIALブースとしてNIKEの靴をレンタルさせてもらえるブースがありました。もしかしたら今話題のシカゴマラソンで大迫選手が履いた、ズーム ヴェイパーフライ 4% フライユニット とかも借りれたのかな、履いてみたかった。

■最後に

色々賛否両論コメントされているイベントでしたが、自分は運よく入場も出来て走る事も出来たので結果的には楽しむことが出来ました。

イベントとしてここを良くしたら良いと思った点は以下の通りです。

参加する事自体の有料化/事前登録の簡略化/事前予約を当日までもOKに/会場外のスタッフの増員/誘導ボードなどの工夫/事前登録者と当日登録者の列の明確化/スタッフオペレーションの向上/期間の延長(一日では短い?)/ステージに大型モニタ/園内の照明

疲れた所もありましたが、楽しめたイベントでした。

お疲れ様でした。

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