2段組の世界

今、出先にいるので、この文章はnoteアプリを使ってスマートフォンの画面に直接書いている。途中まで書いて、家に帰ってパソコンで加筆修正をすることになるだろう(そして実際そうしている)。

当然のことながら、スマートフォンとパソコンでは画面の広さが違うので、同じ文を書いても折り返し地点が変わってくる。スマートフォンだとどんどん折り返されてしまうので文章が黒々としてきてつい改行したくなるし、段落も設けたくなる。
ことほどさように、私の書くものは、何「に」書くか(あるいは何「で」書くか)によって、おそらく様子が少しずつ違ってくる。たぶん、スマートフォンの画面に書いた方が一文は短めになる。

こんなことを思ったのは、あることがきっかけ。

先日、パソコンのワープロソフトを使って自由にものを書こうと思った時、そのままの設定で書き始めようと思ったのだが、どうも上手く書けない。
これは、普段の仕事ではワープロソフトの設定を「2段組」にして使っていることが影響しているのではないかと思い至った。
先ほどのスマートフォンの話ではないが、2段組で書き進めると折り返しの頻度は高くなる。ただそれはそれで、なんだか「書き進めている感」がして、意外と筆が進んだりする。転職して2年目、そんな環境に慣れたので、ワープロソフトにおいては、もはや普通の設定(1段組)では書きづらくなってしまった。

ただ、同じ1段組みでもnoteになら書けるので、たぶん「ワープロソフト」という場の問題なのだろう。
↑実はこのあたりからパソコンで書き足しているのだが、やはりnoteの画面になら問題なく書けている。ワープロソフトでは「1ページ」が視覚的に表現されているのも、何かしら影響しているのかもしれない。
そして、スマートフォンで書いた部分について改めて読み返してみて、「段落を分けすぎている」と感じて調整したりしている。

そんなわけで、もしかしたら私のnoteはスマートフォンからでは読みづらいかもしれません。すみません。
皆さんの執筆環境、そして閲覧環境がちょこっと気になる、今日このごろです。

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