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JR 中央線・JR 総武線を簡単にしてみよう


JR中央線。高尾 と 東京を結ぶ路線です。
JR総武線。御茶ノ水 と 千葉を結ぶ路線です。
JRは厳密に書くと分かりにくい路線ですので、高尾から千葉の範囲に絞ります。



ーーーーー特記がない場合、日中の下り方面を基準で書いていきます。上り方面の場合は、「分岐駅」→「合流駅」、「○○から発車」→「○○に到着」など適宜読みかえていただきますようお願いいたします。また、分かりやすくするために不正確な表記をしていることもあります。-----

日中の種別

  • 各停(黄色):中央・総武線 各駅停車といわれます。音だけ「中央総武線」と聞くと「北総武線」とかもあるのかと思うかもしませんが、「方角+総武線」はありません。
    三鷹(JB 01)⇔ 千葉(JB 39)は通しで運転されます。ただ厳密に言えば、三鷹(JB 01)⇔ 御茶ノ水(JB 18)が中央線、御茶ノ水(JB 18)⇔ 千葉(JB 39)が総武線で、合わせて中央・総武線と呼称されます。(※ただし、下記の中央線(オレンジ)と区別するため、中央線区間でもあえて「総武線」と表記する場合もあります。)
    なお、東京駅は通りませんので、そちらは 御茶ノ水 や 錦糸町 で乗り換えです。

  • 中央線 快速(オレンジ):東京(JC 01)⇔ 高尾(JC 24)が中央線 快速と呼ばれる区間です。東京(JC 01)側は行き止まりですが、高尾(JC 24)側はこの先も走ることがあります。ただ、関東で中央線といえば一般的にはこの区間を指します。
    中野サンプラザなどで有名な中野(JC 06)まで通過運転を行います。ただし、土休日は吉祥寺(JC 11)まで通過運転を行います。

  • 中央線 中央特快・青梅特快(緑):どちらも立川(JC 19)まで通過運転を行います。中央特快は高尾(JC 24)方面に、青梅特快は青梅線(上図には表記していません)に向かいます。

  • 総武線 快速(青):東京(JO 19)⇔ 千葉(JO 28)が総武線 快速と呼ばれる区間です。両端ともに他のJR線に直通運転します。

    中央線にも 総武線にも 東京駅はありますが、共に線路は繋がっていません。

ダイヤ

中央・総武線 各駅停車:都心は5分間隔。東京郊外は平均7.5分間隔。千葉周辺は10分間隔。
中央線 快速(特快含む):平均4.2分間隔。
総武線 快速:平均10~12分間隔。
私鉄の場合は、各停 と 快速 などが相互に乗り換えられるようなダイヤになっていることが多いですが、JRの場合は考慮されていません。それぞれ別系統として運転していますので、「数秒の差で乗り換えられなかった!」なんてことは日常茶飯事です。

ぶっちゃけ……

突き詰めるともっと複雑ですが、一般的な範囲だとこうなります。
快速のほうが早く着くかと言えば、本数を考えると各停のほうが早いことも多々あり、臨機応変に動かないといけません。そう考えるとちょっと難しい路線です。

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