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喇叭亭馬龍丑。日記「琥珀で流れるBlueTrain」4/19(金)

2024.4.19(金)

「琥珀で流れるBlueTrain」

 あらゆる電車が遅延するなか、渋谷へ。

 ジャズバー琥珀。テッタ君&えりかさん達のNew Afro Jazz Projectを聴きに。琥珀、お洒落過ぎて毎回恐縮する。孔雀が可愛い。俺の癒やし。

 着席して飲み物と灰皿が届くタイミングでBGMがコルトレーンの『BlueTrain』に。天(店)の采配に感謝す。最高かよ、大好きだ。てか、五月のビッグバンドライブではコレ演るんだよな、と思いつつ良い音で聴く。リー・モーガンのソロが始まると同時に自分のソロのショボさを痛感して、しばし凹む。あんなバチバチ云う音出ないよ…。

 曲は『Moment‘s Notice』へ。おお、アルバム単位で聴けるとは…。幸せ至極。

 演奏始まる。こうしてNAJPを聴くのは、去年の夏以来か。毎回はかったようにビッグバンド練習orアドリブ講座と被ってしまい、なかなか来れず今に至る。ここで初めてえりかさんのウッドベースを聴いて、地球の彼方、成層圏ギリギリまで吹き飛ばされたことを思い出す。そんな人が俺の下手くそなラッパのボトムを支えてくれることになるなんて、人生とは分からないものである。

 凄い密度の高い一時間の演奏で、濃いめ/硬め/多め、かつ大盛りの家系を二杯食べたくらいの満腹&満足感。腹十二分目。まだまだ2ndセットもあるぞ。キューバリブレのおかわりを頼む。

 2ndも凄い密度。席で煙草を吸える琥珀に感謝。終演後はみんなと話して結局、終電で家に帰る。腹三十六分目。

 テッタ君はそのまま新宿からアジャテの愛知ツアーへ。タフに働くミュージシャンである。

*

【付録:ホンモノの酒飲みを見分ける方法】

 終電まであと十五分を切ったタイミングで「あと一杯イケるな…」と酒を頼む。


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