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スペースマーケットのとあるエンジニアの Slack の times についてのお話

すべての始まり

2019年6月28日。スペースマーケットへのジョインから約半年過ぎ。
突如 Slack 上の文化として名高い times を始めてみました。

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チャンネルの description に 「uho-uho 🦍」 なんてふざけた言葉を登録しているところからも、「日報」や「情報発信」といった大義名分はなく、
日々の業務の中で集中力を切らした私が、その瞬間に思いついたことを吐き出す「簡易 twitter」になることは容易に想像がつきます。
一方で、取って付けたように、自分の趣味である「映画」を絡めて「映画感想つぶやき専門チャンネル」と銘打って、辛うじてコンテンツを絞ろうとしている気概は感じられます。

しかし、このとき藤田は知らない。
思いつきで作成したこの times が
ひょんなことから、社内メディアで取り上げられ
社内有数の個人によるビッグコンテンツになり
藤田に社内表彰をもたらすことになるとは。。。

この記事は「社内で times 作ったら、人生変わったw」みたいな話です。
すいません、ちょっと大袈裟でした。
この記事は「社内で times 作ったら、ちょっとだけ仕事楽しくなったw」みたいな、とあるエンジニアのポエム記事です。

ちなみに、「そもそも times ってなんやねん!」って方。
Slack の times 文化については下記の記事が詳しそうです。

自己紹介

申し遅れました。
スペースマーケットでエンジニアをやっている藤田と申します。
普段はインフラの構築やバックエンドの開発を中心に行っています。
映画とゴリラとハシビロコウとカントリーマァムが好きです。

参考までに、スペースマーケットで過去に書いた note 記事を紹介いたします。
良かったら以下の記事も是非読んでみてください。
もし「スキ」ボタンを押してくださった暁には、嬉しくて細胞分裂の速度が1.1倍になります。どしどし細胞分裂させてください。

主な投稿内容

では、私は普段 times でどんなことを投稿しているのでしょうか?

Slack のワークフロービルダーの機能で、新しいメンバーが自分の times に join した際に投稿する定型文があるので、その内容を確認してみましょう。

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自分が独自に世界観を作れる場所なので、ある程度はこだわりやコンセプトを持って楽しんでます。(でも、色んな人には楽しんでもらいたいという気持ちもあります。)

最近は実は「技術Tips」はあまり投稿していなくて、ほとんどがつぶやきです笑
「これ言いたい。どこかで言いたい。」って思ったことを書いてます。

たまに、最近見た映画の中で「是非共有したい」と思ったものを勝手ながら紹介させてもらったりもしています。

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Slack の絵文字でリアクションもらえると嬉しいんですよねー。
「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」は本当にいい映画でしたので、是非見てみてください。

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たまに、愛ゆえの尖った意見も。
「草」の絵文字がいい感じに毒を緩和してくれています。
この絵文字作った社員さん誰だろう。すごい。

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↑なんか完全に Twitter のつぶやきですね笑
それでも、社員の誰かが見てくれてリアクションをくれたりする。
リモートワークが続く日々の中で、社員の方とオフラインで会えないことが多くなっている昨今でも、times を通じてつながっている気がするのは私だけでしょうか。素敵やん。

ちなみに、自分以外にも勿論 times をやっている社員のメンバーは多くいらっしゃって、それぞれの個性が出ていてそれを眺めるのも楽しいです。

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自分は Slack のチャンネルのカテゴリ分けに times 専用のカテゴリを作って、そこに社員の times をぶち込んでいます。

そんなこんなで、日々つらつらと取り留めもないことを書いているわけです。

自分にとっての times の価値が変わり始めた日

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スペースマーケットでは「リモートワークでのコミュニケーション不足の解消」や「組織のカルチャーを醸成する」といった目的で様々な取り組みが 社員から自発的に 行われております。
そして、スペースマーケットのキラーコンテンツの一つに社内ラジオ というものがあります。
社員を代表するパーソナリティがWebラジオの収録を行い、社員に公開しているわけですね。
新しくジョインされた社員をゲストとして呼んで、その方のバックグラウンドを深堀りするなど、コロナ禍でも社員をつなぐ重要なコンテンツです。

そして、ひょんなことから社内ラジオの中で、とある社員さんが「藤田さんがやっている times に最近注目しています」的なことを言ってくれたんです!(多分、そんな感じに言ってくれていたはず!笑)

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そりゃ、すぐに乗っかります。
個人によるプロモーション・マーケティングの開始です。
この日から "自分だけの小さな世界" が "社員に自分を発信する場" に変わりました。
なんか、それっぽい言い回しですよね。ワクワクしますよね。

勿論、ラジオで言及される前もエンジニア・デザイナーといったお仕事で直接関わる方で times を見てくれている方もいらっしゃいました。
ただ、この日を堺に部署が異なる人がちらほらチャンネルに join してくれることが増えて、自分を発信できる機会が広がりました。

"チャーミング" という価値をつけてくれる組織

少しだけ真面目な話をしましょう。

スペースマーケットという会社は社員の Mission・Vision への共感度がとても高い企業だと思います。
その理由の一つは Mission・Vision を支える Value の設計が素晴らしいからだと思っています。

CHALLENGE
まずはやってみよう。すべてはチャレンジすることからはじまる。
OWNERSHIP
すべてを自分事として、情熱と責任を持って最後までやり切ろう。
PROFESSIONAL
常に本質を見極め、結果を出すことに執着しよう。
SUCCESS
ホスト・ゲスト・地域社会・自身の成功にこだわり、真の四方良しを実現しよう。
TEAM
自分より優秀な人財を採用し、共に成長し、最高のチームを作ろう。
CHARMING
素直・謙虚・笑顔を大切に、日々を楽しもう。

更に、四半期に一度6つの Value を最も体現していた社員を表彰するという制度があり、その仕組が「Value を具体的にイメージさせること」に寄与しているなと、個人的に強く思っています。

そんなスペースマーケットの愛すべき Value 達の中で、一際輝く Value があります。そうです、 CHARMING です。

社員がこぞって恋い焦がれ、死にもの狂いで体現したがるこの Value ですが、何を隠そう、私一度受賞しました(イエイ)

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受賞時は嬉しすぎて、あまり何も覚えていないですが
やっぱり、この times の存在が大きかったようです。
「多くの人に自分を発信して、多くの人に自分を知ってもらうこと」に
組織が価値をつけてくれた瞬間でした。

times を約一年半やってみて

自分は times を好きなように続けていたら、見てくれている人はいて
なんか、いい感じに褒めてもらいました。
スペースマーケットではこういった体験にもSUCCESS という価値をつけています。
自身のちょっとした成功体験も SUCCESS の Value に含まれています。

また、コロナ禍以降に入社されて、オフラインで一度もお会いしたこと無い社員さんが増えてきたこのご時世にも、ちょっとした不思議な体験をしました。

それはコロナが一時的に落ち着いていた去年の夏〜秋頃の某日の出来事。
週1の出社日に久しぶりにオフィスに出社した折に、オフライン上では初対面な社員さんにオフィスで遭遇しました。
改めてご挨拶をしたときに、こんな会話が。

藤田「はじめまして。エンジニアの藤田です。オフラインでお会いするのは初めてですよね?よろしくお願いいたします。」
社員さん「はじめまして、○○です。いつも times 拝見しているので、存じ上げております笑
藤田「え...あ、ありがとぅごじゃいます。。あ、あ、そうですよね。入ってくださってましたよね笑」

とても、不思議な感覚でした。
自分は直接お話したことはなかったのですが、その方は times を通して、なんとなく自分(のキャラクター)を知っていたんです。

times で自分を発信することは時間・空間を超えた、終わりのない自己紹介である

と偉い人も言っていました。
嘘です。今自分が思いつきました。

多分、自分は断片的で気まぐれな情報ばかりだけど、ずっと社員の皆さんに自己紹介をしているのかもなぁと思いました。

さいごに

この記事ではスペースマーケットのとあるエンジニアと times についてお話しました。
最初に書いたようにこの記事では times の有用性を説明するような記事ではなく、times を通して個人的に体験した出来事をお話するポエムです。

「times やったら何か課題が解決するよ!」と力説する気はさらさらなく、
「times やってみたらちょっと仕事が楽しくなるかも?」という感覚で、この記事を書いてみました。
それに加えて、スペースマーケットのカルチャーが少しでも伝わればいいなと思います!

最後に自分が映画の鑑賞会や上映会を友人としたくて、前から気になっているスペースのリストをご紹介いたします!

「家庭では味わえない音響・映像で映画体験をしたいけど、映画館は人が多いし行きにくい・・・」

そんな、皆様の課題を解決するスペースとの出会いがあれば幸いです!


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