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マイリストの映画を消費しよう②《激突!》

こんにちは〜、早すぎますがこのシリーズ第2弾ですよ!
(下書きが溜まってるから早く消化したいのだよ…)
相変わらず暇じゃないくせにマイリストに映画をバンバン突っ込んでいくので毎日映画三昧の贅沢な日々を過ごしていますが、おかげでリア友は少し減った気がしますね〜(は?)

激突!(1971年/アメリカ)

本作は、かの有名な映画監督スティーブン・スピルバーグが25歳の時に劇場用映画監督デビュー前に撮影したTVムービー。まあつまり短編映画みたいなものです。その面白さゆえに日本では劇場公開してヒットしちゃったんです。

激突!はどんな話?

この映画、約90分と短いのですが単刀直入に言えば「約90分間暴走トレーラーにひたすら追いかけられる」という感じなのです。
トラベリングセールスマンであるデイヴィッド・マンは商談のため車でカリフォルニアに向かう途中、荒野のハイウェイで低速走行するトレーラーをひょんなことから追い越しします。が、これが悪夢の始まりだったのです…
この追い越しをきっかけにデイヴィッドは恐怖の暴走トレーラーに日が暮れるまで追いかけ回され命を狙われるのです。シンプルに恐ろしい。

暴走トレーラーは問答無用に激突してきます。怖いというかやめて…!って思えてくる

恐怖の対象が”暴走トレーラー、謎の運転手、先が見えない荒野のハイウェイ…”シンプルなのにとても怖いと思わせてくる

この作品の何がすごいか。
それは短い時間内で嫌なくらい恐怖心を与えに与えてくるところなのではないか…と思いますね。
例えばホラー映画は代々呪われた家とか曰くつきの儀式とか悪魔に取り憑かれた…とかメインとなるその事象には長い年月をかけて構築された複雑な理屈が付き物。
でも激突!は「たった1回追い越しをしただけで…」というところやデイヴィッドがトレーラー(謎の運転手)と対峙していく中で生まれる疑心暗鬼な部分と不安要素の絡みが徐々に白熱からのホラー映画やパニック映画さながらの展開に持っていくところが素晴らしい。
「手に汗握る」ってこういうことなのか(~_~;)

見えない相手に追いかけまわされ気が気でなくなるデイヴィッド
どこにいても激突してくるからデイヴィッドでもないのに泣きたくなる
はい、もうこんなことされたら号泣です😭

ちなみにこの作品はパロディが存在するよ

あ、私が激突!を知ったのが国産洋画劇場なんですよね…
ロバート秋山と友近がやってるやつ。
「今や洋画は国産の時代」とかめちゃくちゃなこと言ってるけどすごく面白いんだよな…
私が把握する限りでは、全3作品公開されていて、第1弾:六城(元ネタ:ロッキー)第2弾:船と氷山(元ネタ:タイタニック)第3弾:激突き!(元ネタ:激突!)とあるのです。

これ全部元ネタを知ってる人には超絶面白いw
だってさ、日本の田舎道で軽トラに追いかけられるのはずるいwwwwwwww(酸欠になるくらい笑える、マジで)
※船と氷山、六城はYouTubeで全部見れるのでぜひ!

【後日談】激突!を鑑賞した翌日…

興味本位でマイリストに突っ込んだ「激突!」がとても面白かったのは良いんですけど…私、次の日に免許更新に行ったのですよ(なんでだよ)
そこで講習を受けるのですが、煽り運転のシーンがもう激突!にしか見えなくて勝手にデイヴィッドになっていましたw




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