「みんな、こんなに捨てるんだね」ゴミの山を見て一言
おはようございます。ミニマリストあゆです。
夫と中学生の子ども2人の4人暮らし。
日常的にいろいろなお宅訪問をしています。
障害を持ち生きづらさを感じている方が、ゴミステーションで、ゴミの山をじっと見つめて口にした一言。
「みんな、こんなに捨てるんだね」
粗大ゴミの日が明日という日に、「ゴミを一緒に捨てに行きませんか?」とお声かけをしたところ、了解を得たので、ご自宅に訪問してみました。
以前、「この時計は壊れているから捨てる」と言っておられたからです。
片付けは一切せず、今、捨てると決めたものだけを手に取り、ゴミステーションに一緒に行くだけ。
片付けを追加すると消耗してしまうのが容易に想像できるので、一切片付けません。
もう嫌だ!という感情にならないように、
今できることを少しだけ。
1人でほっとかない。一緒にする。
できたことを増やしていく。
また次も、と思えるように関わっていきます。
部屋をぐるっと回って時計と傘を持って外に出ました。
時計は見える範囲に他にもあります。
一人暮らしですが傘はまだ5本はあります。
部屋には扇風機が2台こちらを見ています。
ホコリをかぶった収納カゴもあります。
確認すると、捨てるとは言われないので、処分を促すことはしません。
そばにいると、取捨選択が疲れる大きな要因のように感じました。
「まだ使える」
「今のが壊れたら使う。捨てたら困る」
と、よく口にされる方です。
ホコリをかぶっていても
1年以上使っていなくても
必要以上の量を持っていても
手放すことを嫌がります。
外に出るとさびた洗濯干しスタンドが2セットあります。
確認すると「捨てようか」と。
一緒にゴミステーションまで一緒に
えっさ!ほっさ!
ゴミステーションでの一言、
私には、「捨てもいいんだね」と聞こえた気がしました。
自炊をしないキッチンのコンロには鍋が何個も重ねて置いてあります。
ゴミステーションに鍋があったので、
「また今度、使っていない鍋を持ってきましょうかね〜」と言って、その日はさよならしました。
付き合い方は焦らせず、ゆっくり、ゆっくりです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?