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【2回目観劇後追記】Wickedネタバレあり感想 ━20年前のアメリカにはこんな作品を描ける人がいたのに……

 劇団四季のWickedをはじめて見ました。周りにいる劇団四季のファンが揃って「人生のバイブル」だとか「今まで見たどのミュージカルよりもこの作品が好き」だとか「10年間思い続けている」だとか言葉を尽くして愛を叫ぶ作品というイメージがあったので、かなり期待を膨らませ、「オズの魔法使い」の予習を抜かりなくして臨みました。

ゴシップガールっぽい!

 1幕を見ている時の印象は「おとぎ話なのにやけに『ゴシップガール』っぽい」でした。定番アメリカンハイスクールものに出てくる人気者キャラのようなグリンダ。「Popular」歌い終わりの「私のほうが魅力的よ」。仲良くなったあとも渦巻く嫉妬。それでも離れられないかと思いきや、取り返しのつかない仕返しまで。いやいや、ブレアとセリーナやないかいきみたち(どちらかというとエルファバはヴァネッサっぽいし、グリンダには前半ブレアの賢さがなくセリーナっぽいところとジェニーっぽいところもあるのですが。)

 微妙にお互い自分のことを上だと思っていたり、お互いへの嫉妬が元で取り返しのつかない事態を招く嫌がらせをしたり、相手を貶めるためにした行いの裏で相手が自分を思っていることがわかり後悔したり。

 1幕どころか割と終盤まで2人はしょうもない喧嘩をします。好きな男の子を取り合い、互いをこき下ろすために些細なセンスをけなし合います。このシーンはストーリー全体のシリアスな展開に挟まれるちょっとしたギャグシーンのようでありつつ、エルファバになによりもつらいことが起こって「オズの魔法使い」と「Wicked」がつながり始めた重要なシーンでもあるため、温度差が激しく笑っていいのかどうなのか戸惑うポイントでした。ということをチラッと同行者に伝えたところ、「本当は2人がどこにでもいる友達同士なのに、ってことだよ…」とのこと。なるほど…ブレアとセリーナのままでいてくれたらどれだけよかったか…ということか…。

 そんな2人が「北のいい魔女」「西の悪い魔女」になるには最終的になにか決定的に決別するのかと思っていました。ネッサローズが亡くなったのはグリンダの発言が引き金だったことがバレるとか、フィエロが"死んだ"のはエルファバを庇ったせいだとグリンダが詰るとか……とにかくダンブルドアとグリンデルバルドのような決別をするのかと思いました。

 物語が提示したのはもっともっとはるかにつらい2人の決意でした。このことが、どの「オズの魔法使い」との接続ネタよりもはるかに衝撃でした。

 グリンダにとっては、真実を話して悪意を向けられたり、そしてエルファバと逃げたりする方が、圧倒的に楽だっただろうにエルファバはそれを選ばせない……。そして、グリンダはエルファバの"死"の場面に居合わせて形見を手にした直後、毅然とした態度でオズとモリブル先生を追放します。こんなの、次に観劇した時に冒頭で「グリンダの表情定点観測」をするしかないじゃないですか……。

 ところでグリンダはいつからこの覚悟を持ち合わせたのでしょうか。エルファバが「自分はWicked」なんだと腹を括ったのはフィエロが捕らえられた後のナンバーからでしたが、その時グリンダは「あなたは自分を見失っている」と言って本来のエルファバを望みます。ですが、明らかに2幕冒頭の「本当は納得していないけどこうするほかない」ようなグリンダともまた違うような気がしました。グリンダの変化をもっと観察したいところです。

 あと……グリンダはエルファバが生きていることを知っている説ってないですかね……?水でエルファバが溶けると思われていたのはまあ噂の拡大だとして、ここまで余白や解釈の余地がある作品なのであればグリンダがエルファバを死んでいると思っていると考えてみるのも生きていると思っていると考えるのもアリな気がしました。グリンダには知っていてほしい、をフィエロに止められて2人は姿を消しますが……地下に隠れるエルファバの足音を聞いてグリンダはエルファバが生きていることを悟るでもいいですし、確証はなくともエルファバのことだからドロシーらに襲われてもうまく逃げられるだろうと信じているでもいいですし。さまざま考えられるのではと思いました。

ジュニアブッシュの共和党政権に投げつけられた渾身の作品

 たまたま私が最近ティモシーシャラメのハマスへの態度にがっかりしたり、ベルリンの壁崩壊を描いた宝塚月組「フリューゲル」を見て、良作ではあったものの勧善懲悪から脱しきれていないもどかしさも感じたからかもしれませんが、20年も前にここまでたどり着いたアメリカの作品、それもブロードウェイでの上演作があったのかと衝撃を受けました。

 そもそも「動物採用枠」で雇われたマイノリティの先生に心を寄せるヒロインのシスターフッドを描いている段階でとても「保守層に対して言いたいことがごまんとあることがどストレートに伝わってくるな……現代日本でいうところの野木亜紀子作品みたいな感じか??」と思いました。そういう部分を感じ取るとこちらも「OK、あなたの言いたいことは何?いつ頃作られた作品なわけ??」と応えたくなります。……そういえば事前に「ウィキッド20周年」みたいな情報をどこかで見たような。2023年あたりに20周年……、ん、9.11とかの記憶が生々しい頃では!?と思ったのですが、やっぱりあとで聞くと、湾岸戦争をきっかけに作られた作品とのことでした。す、すさまじい…!共和党政権に対して投げつけられた渾身の作品だったというわけのようです。

 しかも悪の首謀のオズが「普通のアメリカ人のおじさん」という……

 私はスターウォーズのオタクなのでうっかり冷戦期〜現代のアメリカのことを「無反省な勧善懲悪国家」だと思っている節があるのですが、どうやらそれは早とちりでした。BBCには19世紀も2010年代も変わらずアフガニスタンとイラクで戦争をしていることをチクッと現代版シャーロックホームズに言わせるスピリットがありますが、アメリカにもそれを持ってる人がいたとは。極東の小娘がアメリカ人のクリエイティビティをみくびっていてごめんなさい。

 本当に、ノートルダムの鐘の「Someday」を聴く時の感情を全編通して感じさせられ続けるという意味でかなりヘビーな作品でした。 

 アメリカが誇るブロードウェイは20年もまえにこんな作品を生むことができたのに……なんで今のアメリカはあんな態度なんでしょうかね……

あなたが聞かされた話は本当なのか?の塩梅がうますぎる

 この作品の1番の魅力は、オズの魔法使いとの接続です。ただし、スターウォーズ旧三部作を見た後に新三部作を見るようなわけにはいきません。

 本当にそうだったの?とひとつひとつの出来事の微妙にズレた"真実"を見せつけてきます。

 特にえげつないなと感じたのはエルファバの妹、ネッサローズについてです。ネッサローズは「オズの魔法使い」で東の悪い魔女が辿る道をいきますが、魔女ではなかったようです。

 この世界での"魔法"の扱いが微妙にわかりにくく、東西南北に魔法使いがいるほど魔法使いの数は多くなさそうでした。一方でオズが魔法使いとして祭り上げられていることからわかるように、魔法使いの存在自体は認知されて恐れられたり敬われたりしています。なんだかその、マイノリティに対する距離感と不理解にリアリティを感じました。なんかそういう人たちがいるらしい。よくわからないけど。よくわからないけどあのひどい人は魔女だったのかもね。と、都合よく解釈されるのです。

 ネッサローズは、エルファバが自分を助けてくれず、ボックにそばにいてほしいあまりマンチキンらを抑えつけたようです。しかも、エルファバもネッサローズも彼女らの両親もどうやらマンチキン(小人)ではないようです。

 自分たちとは見た目が違う嫌な奴に対して「魔女だったんだ」と信じ込みその死を喜ぶのは、なんとも嫌な納得感がありました。魔法使いという一見優位な立場に見える人たちがマイノリティのような理解と視線をオズの人々から向けられているのです。

 「オズの魔法使いの前日譚」ときいて、Wickedとオズの魔法使いの間にはある程度の時間があるのかと思っていましたが、なんとWickedの途中からオズの魔法使いで描かれる出来事が始まります。え、もう竜巻!?とかなり驚いたのですが、こういったズレを描くために途中でオズの魔法使いの物語に突っ込んでいくのは必然でした。

 エルファバ死なないのか〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!

オズの魔法使いのなかの謎は意外と解かれない

 「本当に『オズの魔法使い』の出来事を全て信じていたの?本当はこうだったんじゃない?」と言わんばかりのストーリーとは別に、オズの魔法使いとのつじつまが合わない事実もいくつかあったように思いました。

 翼の生えた猿の登場や臆病なライオンが生まれた、そしてしゃべれる理由などはかなり華麗なのですが。

 カカシとブリキの木こりはどこかで記憶でも消されるのかと思いましたし、ドロシーさっき黄色いレンガの道を歩き始めたのにフィエロはそんなにすぐカカシになってぶらさがってたの!?と思いましたし、オズが気球で帰るところに居合わせたカカシがそんなに早くエルファバのもとに行くでしょうか…などなど。銀の靴でドロシーが帰れた理由もよくわかりませんでした。

 あくまでWickedは「オズの魔法使い」の二次創作かと思いますので、このあたりの解釈はこのあとの観劇で考えて見たいなと思いましたし、まあきっと答えが出ない部分もあるでしょう。

エルファバ、「アナ雪」観劇した回のエルサだった!!

 エルファバが歌うたびに、「絶対この声聞いたことある…!」と思いました。

やっぱり〜〜〜!!!!!!そりゃそうだよな〜〜〜〜イディナメンゼル枠ってことだよね〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!


おまけ
普段ネイルなんて全然しないくせにグリンダとエルファバのことぐるぐる考えてて気づいたら半年くらい開けてなかったマニキュア引っ張り出して緑にピンク色のラメ重ねてた。

ピンクはグリーンに映えるのね

追記 2回目の観劇…!

 さっそく2回目を見ることができました。この作品は2回目からが本番なのでは……!?結末を知ってから見るNo One Mourns the Wickedの破壊力が怖いです。

 2回目観劇で気づいたことと個人的な妄想()をいくつか追記します。

①エルファバが生まれたときに取り上げてくれたのは動物だった

 緑の赤ちゃんにばっかり目が行きますが、赤ちゃんを掲げているのは動物でしたね……!エルファバが生まれた頃にはマンチキン総督家族の身の回りの世話をするというそこそこ社会的地位の高そうな仕事を動物がしていたということなんでしょうか。大学入学以降のシーンでは動物はウェイターや駅員をしているようです。もしかすると、エルファバが生まれてからの十数年の間だけでもどんどん動物は肩身が狭くなっていっていたのかもしれません。

 そしてエルファバを取り上げてくれた動物はその後も孤独な幼いエルファバの近くにいてくれたのかもしれませんね。だからエルファバは人一倍動物の尊厳を奪う行為に対して怒ったのかもしれません。

②Wヒロインだからこそできる!エルファバとグリンダが歌う旋律の交換の効果

 音楽的にも色々と気づきました。1回目を見終わった後、Wizard & IやDefying Gravityに映画「オズの魔法使」のOver the Rainbowの旋律が隠されている解説動画などを見ましたが、その「♪アンリーミテーッ(日本語だと♪でーきーるわー)」のメロディはたくさん出てきましたね。Dear Old ShizやFor Goodにも挿入されていたように思います。まるでオペラ座の怪人の「♪マスカレード」やリトルマーメイドのPart of Your Worldのイントロや「♪よくみて すてきね」の部分のフレーズのようだなと思いました。

 個人的にOver the Rainbowよりもずっと衝撃的だったのが、For Goodとフィナーレの関係です。
 For Goodのデュエットではエルファバの方がグリンダよりも高いパートを歌っているのですが、フィナーレに出てくるFor Goodからの引用部分はグリンダの方が高いところを歌っています。歌うパートを交換しているといえばいいでしょうか。

 For Goodは「みんなに本当のことを話すわ!」というグリンダをとめ、エルファバがWickedとして"死ぬ"覚悟をします。フィナーレではグリンダが人々の思う良い魔女として新しいオズの国を作ろうと宣言し、エルファバはWickedではなくエルファバ自身としてフィエロとともにオズを去ります。つまり、人々の思うイメージ通りに動く方が高いパートを、事実を見ている方が低いパートを担当する構図になっているためエルファバとグリンダの歌うパートは反転、交換されているのではないでしょうか。と、私は思いました。

 これすごくないですか……?おんがくのちからってすげー!ですよ……なにより、男女のデュエット曲ではなく音域の近いダブルヒロインのデュエット曲だからこそできる仕掛けですよね……鳥肌が立ちました。

 あと、For GoodにはWhat Is This Feelingsの冒頭のグリンダの語りの音も入っていたような……

 ミュージカルパロディがいろいろ入っていることも1回目の観劇後に教えてもらったのですが、As Long As You're Mineがオペラ座の怪人のパロディだと聞いてイントロの「♪デデン デデン」というリズム隊の動きがオペラ座の怪人の引用に聞こえました。

 スティーヴン・シュワルツってすげー!

③かかしの冒険の「違う角度」

 フィエロはカカシとなった後エルファバの元にやってきます。1度目は気がつかなかったのですが、カカシになる直前、捕まる前最後にフィエロと会った森の中でのフィエロの発言は「オズの魔法使い」でカカシがドロシーと行動をともにするための大きな伏線になっていました。

 フィエロは、エルファバに、見張り番しかいない一族の城があるからそこで落ち合おうと言って、ネッサの元に向かうエルファバを見送ります。マンチキンで捕らえられたフィエロがマンチキンの近くで拷問され、カカシになり、それでも西の自分の国で落ちあう約束をしたエルファバのもとにむかった。ドロシーという、たまたま目的地が同じになった子とともに。

 ウィンキー国の位置とマンチキン国の位置が緞帳に描いてある理由ってここですかね!?ウィンキー国の一族の城ですから当然ウィンキー国にあるでしょう。ネッサもエルファバも同じ、エメラルドシティの東にあるマンチキン国の総督の娘なのになぜかネッサが「東の魔女」でエルファバが「西の魔女」である理由が回収されています。西にある城で倒されたWickedが「西の悪い魔女」として語られたということなのでしょう。

 たしかに、グリンダとエルファバの別れのシーンの背景は大きな窓です。フィエロが言った、見晴らしのいい城の窓。だからフィエロも西の城にたどり着いてエルファバを見つけられたのでしょう。

ウィンキー国の王子の一族の城、オズの「西」だー!!

 ……この地図を見ると、エルファバの実家の国マンチキンとフィエロの実家の国ウィンキーはエメラルドシティを挟んで向かい合っています。マンチキンにもうエルファバの家族はいませんし、それぞれの故郷に2人を助けてくれる人がいるかどうかはわかりませんが、もしエルファバとフィエロが生き延びて行動を共にしていることが誰かに知られたら、あのオズの民衆たちなら「マンチキンとウィンキーが手を組んでエメラルドシティを挟み撃ちにしてくる!!」なんて簡単に思いついて大変なことになりそうです。グリンダでも収めることはできないでしょう。

 フィエロは「グリンダに知っておいてほしい」というエルファバよりも先に脳みそを使ってこのことを考えていたのかもしれません。エルファバのことも、グリンダのことも守る賢いウィンキーの王子としての決断だったのでしょうか。切ない……!

 フィエロって考えれば考えるほどいいキャラに見えてきます。アメリカの社会を鏡にうつしたような作品に出てくる、「マッチョで恵まれた軽薄な青年」のキャラがアウトサイダー、マイノリティの視点を獲得することに喜びを感じていく。フィエロをこういうキャラクターに作った人たちの祈りを感じます。

※3回目観劇後追記※
 ディラモンド先生の授業の黒板の真ん中にデカデカと書かれた「大干ばつ」よりも少し過去に、「ウィンキー・マンチキン戦争」と書かれていました。さらにその少し後に「戦争終結、オズマの女王処刑」とあります。

 つまり、ウィンキー・マンチキン戦争というのはウィンキーvsマンチキンの戦争ではなく、ウィンキー・マンチキンvsオズだったのではないかと思いました。フィエロとエルファバが一緒に生きてるとオズの人たちに知られるの、危険すぎる……!

④エルファバがかけていた色眼鏡

 2回目観劇後、歌詞を眺めながらブロードウェイ版のCDを聞いていて気づいたのですが、What Is This Feelingのエルファバは日本語ではグリンダを「おバカ!」と言っていますが、英語では「Blonde!」なんですね。

 キューティーブロンドや、記憶に新しいところだと映画「バービー」を見た方にはピンとくるかもしれませんが、アメリカではブロンドの女の子といえばちょっとバカにされる、見た目だけで頭の足りない尻軽女のようなイメージがあるようです。

 ずっとずっと偏見に晒されて育ち、このあともWickedとしてのイメージを植え付けられる運命のエルファバですが、彼女こそまだグリンダと十分交流しないうちに「ブロンドのバカ女」という色眼鏡でグリンダを見ていたということですよね。皮肉が効いてて鳥肌が立ちました。

 1回目観劇に連れていってくれた同行者が「ウィキッドは翻訳が微妙なんだよね」と言っていたのですが、翻訳家のセンスや実力の前にそもそもアメリカの文脈で生活していないと難しい部分もたくさんあるのでは?と少し思いました。

⑤歴史はみんなが信じたもの…事実は?

 ディラモンド先生の授業のシーン。黒板の字が「読めよ」と言わんばかりに2階からも読みやすいのですが、これにも理由がありました。エルファバは動物が言葉を失い始めた原因を「大干ばつですか?」と発言してディラモンド先生に褒められます。この時点のこの世界では大干ばつが原因だったと"信じられて"歴史になっていますが、その黒板には、大干ばつの次に書かれている出来事が「オズ大王、到着」です……。

 お前〜〜〜〜〜!!!!!!混乱した世界をなんとかしてあげたかったとか言ってたお前〜〜〜〜〜〜!!!!パパになりたかったお前〜〜〜〜〜!!!!!!信じられたものが歴史だと言ったお前〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

 エルファバがマンチキン国の総督である父とどういう関係だったか、実の父ということも動物の言葉を奪っている張本人とも知らずオズとの謁見をどれほど楽しみしていたかを思うと……具合が悪くなりそうです。オズ、エルファバに向かって娘のように教えるとか言ってやがるし……

⑥映画で最後に王様になったのは

 映画では、気球に乗ってオズが故郷に帰ろうとするシーンで、後任としてライオンを任命し、カカシとブリキの木こりにそれを支えるよう言います。

 Wickedではどうなんだろう!!!ライオン、王位についてたらアツい!!!!!!ライオンが王になることに意味を持たせるためにWickedでの最大の事件を「動物が尊厳を失いつつある」にした説ないですか??????エルファバとフィエロが助けたライオンが治め、グリンダが支える国見たいよ!!!!!

 ライオン、ボック改めブリキの木こりが民衆を先導するとき、みんなの前には出てこないんですよね。ブリキの木こりの口からしかライオンの状況は語られませんし。いやだー!としか言っていない。そのいやだー!はエルファバとフィエロの本当を知っているから、とかないですかね??

 ライオンがエルファバとフィエロのことを覚えていて、グリンダにその話をしてくれたりしないですか……(グリンダを救い隊)(これでグリンダが救われるかは微妙)

 Over the Rainbowからの引用フレーズ「♪アンリーミテーッ」がこんだけたくさん使われてるんだからそのくらい映画に準じた妄想したって許されるよね!!!!!



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