詩 新学期

時は4月の新学期
俺はいつものように仕事を終えて
コンビニで酒を買いトイレに入る
往々にして平凡なる日常わ経て
糞をたれる40手前のくそやろう
世界を見れば震災に人災多発
世紀末を思わせる情報の煽動
AIこそ全ての世相に
目まぐるしい資本主義の経済レーン作業
身体と頭の時間軸はパラレル模様
もう限界突破で生活困窮者
底辺なる人類の坩堝に問う
あんたはどうか光はあるか
愛はあるか守るものはあるか
孤独なる暴走はないか
憎みと怠惰に疲弊してはないか
死は恐れか老いは苦痛か
あらゆる人間に問う
時は4月の新学期
いつもの場所、人、ルーティング
足元の芽吹き、害虫、花粉症
細かく始まる微少のサイン
老廃物さえも春を感じる風の導き
ダサい詩人は引っ込もう
それでも人は死ぬ前に言葉をのこす
賢い馬鹿は関係ない
passionにIMAGEが最大の課題
さあ不可能を可能に また新学期が走り出す。

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