【腸内細菌】悪玉菌の強さの理由は「アルカリバリア」
皆様お元気でしょうか🍀
たまてやと申します🙇♀️
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今回は【悪玉菌の強さの理由】についてのお話をしたいと思います。
最後までお付き合いくださいm(_ _)m
世の中には「善玉菌を増やすヨーグルト」や「善玉菌を育てる酵素」など善玉菌に着目された商品が沢山あります。
逆に「悪玉菌を育てる」という商品は陳列されておらず聞いたこともありません。しかし善玉菌を育てる商品しかないにも関わらず
善玉菌は体内で増えにくく悪玉菌は何もしなくても増える
というのが事実です。なぜそのような構図になるかというと悪玉菌の多くには「アルカリバリア」を張る能力があるからです。
〈悪玉菌は善玉菌より強い〉
悪玉菌には沢山の種類があり、食中毒を引き起こす「ウェルシュ菌」や「クロストリジウム」と呼ばれる菌や感染症の原因となる「大腸菌」や「クレブシエラ」といった菌も悪玉菌に含まれます。
これらが体内で増えると上記にあるように食中毒や感染症を引き起こします。逆に善玉菌が少し増えたくらいでは急に腸の調子が良くなる事はありません。
私たちが意図的に増やそうとしている善玉菌は増えても自覚できることはほぼありません。しかし悪玉菌は育てた覚えがないのに育つと自覚できるほど強い身体症状(下痢、嘔吐など)を引き起こします。
つまり悪玉菌は善玉菌と比べてとても強いんです!その強さの秘密は「アルカリバリア」にあります。
「アルカリバリア」の正体は「アンモニア」です。
〈アンモニアが胃酸を中和して悪玉菌は生き延びる〉
アンモニアはphで言うとアルカリ性の性質を持ちます。悪玉菌の多くはこのアンモニアを菌全体に纏うことができる「ウレアーゼ活性」という特性を持ちます。
善玉菌と悪玉菌が人体に侵入する時、最も障壁となるのが「胃酸」の存在です。胃酸は強い酸性の性質を持つため、ある程度の菌であればそこで死滅してしまいます。
善玉菌の中でも特にビフィズス菌は酸に弱いため殆どが胃の中でリタイアしてします。
そんな中、ウレアーゼ活性を持つ悪玉菌はアルカリ性のバリアを纏うため胃酸を中和して生き延び腸に到達してしまいます。
腸に到達することで様々な感染症や食中毒の一連が始まります。また菌により増殖するための「餌」が異なり
というように明らかに意識しなくても食べてそうなものを悪玉菌は餌として好みます。
〈善玉菌を増やすには努力が必要〉
悪玉菌はどこにでも存在しています。生魚や生肉はもちろんのこと土壌や川の水、下手をするとビルの壁などにも沢山存在しています。欲しければそこら中に存在するためわざわざ悪玉菌を増やす商品を売る必要がないのです。
対して善玉菌はどこにでも存在するわけではありません。まと悪玉菌のようにアルカリ性のバリアをすべての菌が纏えるわけでもありません。
だからこそ善玉菌を増やし育てることには努力が必要なのです。
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