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情けないねえ ニッポンダンシ ー還暦サイゼリヤアルバイトの日常-

ホテルのバイキングって、とっても楽しいですよね。
ちょっとサイゼリヤの話からは離れてしまいますが、とっても好きな外食のひとつなので、ちょっと書いておきます。

帝国ホテル インペリアルバイキング サール
 何と言ってもコスパ抜群です。
 あの品揃えとクオリティを、あの価格で提供するというのは、
 半端なくたいへんでしょう。
 サイゼリヤも、あの価格であのクオリティは、半端ありませんが。
 そう考えると、コスパという面では帝国ホテルもサイゼリヤも、
 かなりいい線いっています。
 前に書いた、リッツカールトンとサイゼリヤの共通点にも通じますね。
 ↓↓↓↓

第一ホテル東京 エトワール
 新橋という親しみのある立地にありながら、ハイクオリティなバイキングはなかなかですね

メトロポリタンホテル クロスダイン
 ここは子どもと行くと、とっても楽しいバイキングです。
 時々、チリンチリン、と鐘が鳴り、その時間帯だけのスペシャル
 メニューが出てきます。
 ウチの子どもたちも楽しみで、走って並びに行ってました。

ANAクラウンプラザホテル神戸
 新神戸駅直結のホテルは、朝食バイキングしか食べたことが
 ありませんが、とてもとてもハイレベルだったのを覚えています。

ヒルトン東京 チェッカーズ
 残念ながら今はもうありませんが、とってもリーズナブルでした。

ウェスティンホテル ザ・テラス
 ここも高級感あふれる秀逸なビュッフェレストランなのですが、
 時々格安チケットが出ることがあり、お得に食べたことがあります。

レストランストックホルム
 バイキングという食べ方の名づけ親は、元帝国ホテル総料理長
 村上信夫さんだったんですね。
 彼が帝国ホテルで、新しいスタイルのレストランを考えていたとき、
 当時カーク・ダグラス主演で人気だった映画「バイキング」に着想を
 得て、北欧流の食べ方でもある、ビュッフェスタイルにかけて、
 「バイキング」と命名したそうです。

 日本ではバイキングと言う呼び方が津々浦々まで浸透していますが、
 本当はスウェーデン式の「スモーガスボード」が正式名称です。
 その、スモーガスボード発祥の地、スウェーデンの首都の名前を
 冠したレストラン、ストックホルム。
 相変わらず人気です。

ディナーでバイキングを食べる機会はそれほどなくても、シティホテルに泊まった朝、バイキングの朝食を摂った経験のある方も多いと思います。

もちろん、東京温泉物語などを始めとして、夕食がバイキング形式の旅館もたくさんあります。
何と言っても人件費が抑えられるのと、手間もかからないし、子どもたちも喜んで食べてくれるので、人気が出やすいのもメリットですね。

ただ、このバイキング、格差がものすごく見えやすいところでもあるのです。
バイキングのマナーで正しいものは、と聞かれて、すんなり答えられる人は多分少数派です。
「少しずつ取って、何度も取りに行く」
これがゴールデンルールですね。
頻繁に席を立つことがマナー違反ではありません。

よく見かけるのが、ひと皿に、ほぼすべての料理を山盛りにする人。
味は混ざるし、見た目は悪いし、料理を落とすリスクもあります。

料理の配列で、お皿を取って、前菜、アントレ、ご飯物…とかで、
一列に流れればひと通り取れるようなカウンター形式がよくあります。
これにひたすら一列に並ぼうとする人々。
バイキングに行ったことない人ですね。

中には、順番(なんてないのに)を抜かしたり、先にある料理を取ろうとかすると、
「抜かすんじゃねえよ」
などど言う低水準人種もいます。かわいそうです。

最悪なのは、口をもぐもぐ動かしながら席を立って、料理を取りに行く人。
これはもう同じ人間ではありません。

そうそう、もっと最悪なのがいました。
食べられもしないのに山ほど取ってきて、大量に残す人。
この人たちはもはや問題外です。外食してはいけません。
フードロスが世界的な問題になっている今、これをやる人、退場した方がいいですね。

と、ここまで長々とバイキングについて書いてまいりましたが、本当に言いたかった事は…

次号へ続きます。


今日もお読みいただいてありがとうございました。

「情けないねえ ニッポンダンシ」
というタイトルで始めたにもかかわらず、バイキングの話ばかりになりましてすみません。

飲食業に関わっていると、息子(もファミレス系でバイトしています)も言ってましたが、周囲の動きがとっても気になるんですね。
「店員の中で誰が社員でバイト?」
とか、
「あんな客がウチの見せに来たらイヤだよなあ」
「そこで店員呼ばなくても、こっち来た時に呼べばいいのに」
「あいつ、赤ちゃんの泣き声がうるさいって店員にクレームつけてる。きっと自分は赤ちゃんだったことがないんだ。さみしいね」
などなど、いろんなことが見えてしまうわけで、まあその中で、日本人の男、お父さん、大半が残念な行動をしますねえ、
というお話を、次回書いていこうと思います。

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