こんにちは！歯科医師Hachiです。

みなさん、最近病院行きましたか？

僕は息子が咳をしていたので、病院に連れて行きました。

病院って、体になにか異常が出た時、つまり症状が出た時に行きますよね。

元気な人が風邪をひかないように定期的に病院に通うなんてあまり聞いたことがありません。

そういうノリなので、歯医者も同じで、痛くなったりしたら歯医者に駆け込む人がいてもおかしくないのかなと思います。

でも、実際はそれだと手遅れになることが多いです。

どんな手遅れになるかと言うと、

歯周病になっていたら、歯を抜かないといけないし、

虫歯が大きかったら、歯の神経を取ったり、歯を抜かないといけなくなります。

風邪とかなら、薬を飲めばまた元通りの状態に戻りますが、

歯の場合は削ったところは元に戻りません。

治療すればするほど、抜歯に近づきます。

なので、歯医者の場合は痛くなる前にメンテナンスに通う必要があるんだと考えます。

なるべく歯周病やむし歯にならないように

なったとしても早期発見、早期対応により治療が簡単に終われるように

それがすごく大事なんだと思います。

こういう話をしても、それでも歯の重要性って理解が得られにくいです。

何かが原因で、歯を失ったときに初めて歯の重要性を知る人が多いです。

それではもう手遅れなんです。

使いづらい入れ歯をずっと使い続けるのか、

高額を支払ってインプラントにするのか、

両隣のキレイな歯を大きく削ってブリッジにするのか

方法はありますが、一生もつ治療はありません。

つまり、またどこかでやり直しが必要なのです。

なので、たとえ一本でも歯を失うというのは非常な大きな問題です。

指が一本なくなったとしたら、あなたはどうしますか？
めちゃくちゃ焦りませんか？絶望しませんか？

同じ体の一部なのに、歯が一本なくなっても、ものすごく焦る人ってそんなに多くありません。

これも痛くなってからでいいやと思う理由の一つなのかもしれません。

歯を失うと本当に取り返しがつかないので、長らく歯医者に行ってないという人は、これを機に行ってみてください。

痛くなくても、メンテナンスをお願いしますと言ったら、歯医者も喜んでメンテナンスしてくれます。

意識が高い患者さんだなという良い印象をもたれます。

ぜひ、いってみてください！

最後までお読みいただきありがとうございました、

明日もよろしくお願いします！