無神経な言葉だなって思って傷ついてたことも、一部はまあそういうもんだよね、がんばろって前向きに捉えるようになった。だってそうするしかないんだしさ。少しは根性が必要だった。でも怖いのは、昔は私も「無神経だ」って傷ついていたのに、自分がそう思わなくなったから、誰かに同じことを言ってしまいそうだってこと。

「家族みんないろいろあるやろうけどぼちぼち頑張って」「頑張ってバイト続けてね」「お母さん大変やろうから手伝ってあげてな」
全てある親戚にかけられた言葉だ。以前は、「私だって大変なのに」「病気になったのにまだ頑張れって言ってくるん」って思って傷ついてたけど、今はもうそんなこと思わなくなった。家庭はいろいろあるけど、もっと大変な子たちもいるだろうし、バイトは逃げ癖発動させてやめてしまうの直さないといけないと私も思ってるし、確かにママは疲れてるからもっと手伝いしないといけないし。それが人生だよね、って思うようになった。わたしがひどいうつ状態だったらこんなふうには考えられないかもしれないから、今は調子がいいってことなのかもしれないけど。

遅かれ早かれ、おんなじようなことを誰かに言ってしまうかもしれない。
人にされたらいやなことはしない、っていうけど、今の私はそういう言葉別に嫌じゃないから。でもわたしの経験や環境と、誰かの状況は違うのだってことを忘れないでいたい。

最後まで読んでくれてありがとう。　るえな