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入院 〜Day 28〜

どうも「駆け出し」です!
私は「サルコイドーシス」という疾患とともに闘病生活中の理学療法士(リハビリの専門職)です!

本日は「造影MRI検査」という記事になります。
私はサルコイドーシスの中でも「神経」に肉芽腫(異物や結核菌などを封じ込める生体の防御反応)ができるタイプになります。

具体的には脊髄から左右に枝分かれする「神経根」という部分が炎症を起こし、肥厚(肥えたりはれたりして厚くなること)しています。ちなみに図の赤枠で示している部分が「神経根」になります。図は右側の神経根を示していますが、私の場合は特に左側の神経根の肥厚が顕著でした。

図.神経根(引用:日本整形外科学会 腕神経叢損傷 一部改変)

治療前と治療後の神経根の状態を確認するために「造影MRI検査」を実施しました。その後、改めて治療前と治療後の神経根の太さを比較して、唖然しました。実際のMRI画像を見せることはできませんが、治療前は現在の太さの約1.5倍程度ありました。主治医の先生も驚愕するほどです。よくこの状態で生活していたと思いました。ちょっと怖くなりました。

結果として、まだまだ正常な状態とは言えませんが治療の効果により神経根の太さは細くなりました。この神経根の状態に加えて、力の入りにくさやしびれなどの自覚症状が改善しつつあるので、ひとまず安心しました。

この神経根の状態や自覚症状がすぐに改善するとは思っていないので、じっくりと焦らずに治療に臨みたいと思います!


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