見出し画像

234. ウェルビーイングって何だろう。人によって違う、でも、誰しもに共通する部分があるのでは。

#ウェルビーイングのために


記事を読ませてもらった後に、このタグを見るたびに思っていました。

「ウェルビーイング(Well-being)」って何??

直訳すると、「良い(well)状態(being)」か。

要するに「幸せ」ってことなのかな、
でも「幸せ」といわずに「ウェルビーイング」っていうことには
どんな意味があるんだろう。

そう思っていました。

「良い状態」って、具体的にはどういうことなんだろう。

「良い状態」って、人によって違いますよね。

だから、この企画についての記事のタイトルが
あなたにとっての「幸せ」を教えてください、

なんだと思いました。

note公式「あなたにとっての「幸せ」を教えてください!お題企画「#ウェルビーイングのために」で募集します。」より


人によって違う。でも、誰しもに共通する枠組み的な部分があるのでは。

それを知りたくて、調べて図解にしてみました。
誰しもに共通する枠組み的な部分をふたつ見つけたので、ご紹介します。

まず1つ目は、WHO(世界保健機関)の定義から考えたことです。

世界保健機関(WHO)では、ウェルビーイングのことを個人や社会のよい状態。健康と同じように日常生活の一要素であり、社会的、経済的、環境的な状況によって決定される(翻訳)と紹介しています。

ベネッセ「ウェルビーイングってなんだろう」より

【1】ウェルビーイングは、社会的、経済的、環境的な状況のすべてが良い状態にあること


【1】ウェルビーイングは、社会的、経済的、環境的な状況がすべて良い時に成り立つ。どれか1つでも欠けた場合、安心して暮らせないので、ウェルビーイング(良い状態)とは言えないから。


2つ目は、ウェルビーイングの言葉の始まりから考えました。

ウェルビーイングという言葉の始まりは、1925年にカナダの団体が、『健康状態』であることを『たんなる病からの自由だけではない、ウェルビーイングな状態』と定義した」 こと。

そして、この考え方をWHO(世界保健機関)が継承し、
1946年にはWHO憲章の中で健康の定義として、次のようにウェルビーイングを用いたそうです。

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてがよい状態にあることをいいます。

WHO(世界保健機関)による健康の定義。ベネッセ「ウェルビーイングってなんだろう」より

【2】ウェルビーイングとは、肉体的にも、精神的にも、そして、社会的にもすべてがよい状態にあること


【2】ウェルビーイングとは、肉体的にも、精神的にも、社会的にもすべてがよい状態にあること。どれか1つでも著しく良くない場合、安心して暮らせないので、ウェルビーイング(良い状態)とは言えないから。


つまり、

【1】社会的、経済的、環境的な状況が満たされていること
【2】肉体的にも、精神的にも、社会的にも良い状態であること

これらが、誰しもに共通するウェルビーイングが成り立つ
ための枠組みだと思いました。

このように記事に整理した結果、もう1つわかったことがあります。

ウェルビーイングは「持続的」かつ「多面的」な幸せを表す

ウェルビーイングは、「幸せ」と訳せるけれど、「持続的」かつ「多面的」なニュアンスを含む考え方であることです。

ハピネス(Happiness)には「瞬間的」に幸せな心理状態というニュアンスが含まれているそうです。

「持続的」かつ「多面的」な幸せを示す言葉だからこそ、
「幸せ」と言わずに「ウェルビーイング」と言うんだ、
人生100年時代を生きる私たちにとって大切な言葉なのだ、
と気づきました。

最後に

調べていくほどに、
知らないことだらけの自分に気づきました😂

でも、だからこそ、
インプットしただけで終わりにせず、

気づけたことを学びとしてアウトプットして、
成長につなげたいと思いました🌝


私の場合、言葉の意味がしっくりこないと、
その言葉について、じっくり考えることができません。

でも、ウェルビーイングが何か、
基本的な枠組みがやっと理解できたので、
これからは自分自身のウェルビーイングについて
じっくりと考えていけそうです。

学びを共有してくださり、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

最近の学び

読んで下さるあなたがいるから、今日もnoteが書けています。 またお時間のあるときに見に来てくださると嬉しいです。