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275. 幸せな記憶は、いつまでも心を灯してくれるから。

「大人はどうしてプレゼントがもらえないの」
6歳の長女が言った。

そうだね。
プレゼント、ママもほしいなぁ。

でもね、幸せだよ。
もらえなくても、幸せだよ。

それは多分、
ちゃんと小さい時
クリスマスにプレゼントをもらえたからだ。


ワクワクしてなかなか寝付けなかったクリスマスイブ。

ドキドキしながら枕元を見たクリスマスの朝。

プレゼントを見た瞬間、嬉しくてたまらなくて、
ドキドキしながら包み紙を開いたこと。



この年になってもね、
ちゃーんと覚えているんだよ。

何をもらったかは覚えていないけど(笑)
途中で父親がサンタだと気づいてしまったけど、

クリスマスの朝にプレゼントが枕元に
置いてあったことが
本当に嬉しかったことは、
よーく覚えているんだよ。

その子どものときの幸せな記憶が
今でも心のなかで
明かりみたいに灯っているんだよ。

だからね、
あなたたちにも、ちゃんと
幸せな記憶をプレゼントしたいと思うんだよ。

 『子どもたちよ』

子ども時代を しっかりと
たのしんで ください。

おとなになってから
老人に なってから
あなたを 支えてくれるのは
子ども時代の 「あなた」 です。

                      石井 桃子

大好きな石井桃子さんの言葉を思い出したよ。



明日の朝、プレゼントを渡すね。

ほしいもの全部はあげられなくて、ごめんね。

でもね、あなたの
今いちばんほしいって言ってたものを
ちゃんとプレゼントするからね。

きっと喜んでくれるよね。
どんな顔をして喜んでくれるんだろう。

ママとパパはね、
あなたたちの喜ぶ顔が見たいんだよ。
それだけなんだよ。


そうだ。

あなたたちの喜ぶ顔が、
ママとパパにとってのプレゼントなのかもしれないね。

それがまた新たな幸せな記憶になって、
私の心を灯してくれるんだろうね。


ちなみに、
私がクリスマスにサンタさんからプレゼントがもらえたのは、
小学校6年生まででした。

中学生になってから突然サンタが来なくなって
寂しかったのを覚えています。

でも、自分が親になってみると、
よくそこまでがんばってくれたなぁと
両親に感謝の気持ちをもっています。

とりあえず、小学校6年生までは
ママサンタ、パパサンタとして
子どもたちを喜ばせたいです。

私の両親も同じ気持ちだったのかな、
私たちの喜ぶ顔のために
がんばってくれていたのかなと思います。


以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

読んで下さるあなたがいるから、今日もnoteが書けています。 またお時間のあるときに見に来てくださると嬉しいです。