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ファッションバイアスから抜け出す①スウェットパンツ

街着としての市民権を得てきた「スウェットパンツ」
季節によってオンス・裏地・形を変えて
様々世代の方々が着用するようになりました。
ですが、個人的には1番取り入れるのに苦労をしたアイテムでした。
何度も買っては「なんか違う...」となり手放していました。

一体、何が僕にそうさせていたのかを振り返った後に
今の向き合い方についてシェアさせていただこうと思います。
よろしければ、最後までご覧いただけると幸いです。

僕のWEAR

WEAR>僕のコーディネート一覧

所詮、スポーツ用品じゃん

「アップするときに着るやつ」
それ以上の印象は湧かなかったです。
僕が洋服を気にしはじめた中高生の頃は
ブラックスキニーの全盛期でした。

1番近い丸井ではブラックスキニーを履いたスタイルの良いお兄様方が上下細身×とんがり革靴をレコメンドしていました。

このスタイル自体が少年の目にはファッションであり、それらを身に纏える人々がお洒落だと感じていました。

だからこそ、古着屋でvintageスウェットパンツが数万で販売されているのを見た時は理解できなかったです。

「スポーツ用品だよ」「何に合わせるんだよ」
と思いましたし、履いている人を見たこともなかったです。
当時は崩れすぎた印象を与えるアイテム(トラックパンツとかも)に対しての理解が浅かったです。
あと行動範囲が地元だけだったので
そう感じたのかもしれないですね。

この辺りの価値観は年を重ねていくうちに
行動範囲が広がり、スウェットパンツが洒落着として社会に浸透していく中で
少しずつ僕の中で変化していきました。

価値観を変えるにはやはり“観ること”が1番効果的なんだと思い知りました。
雑誌でももちろんいいですが
今はWEARや他SNSでコーディネートを投稿されている方が多数います。
各々好きなブランドがあるので
皆さんに合うものも見つけられると思います。

価値観を変えるのもあなた次第です。
よければ覗いてみてください。

WEAR>スウェットパンツ

僕のコーディネートの組み立て方

僕はスウェットパンツに限らず
アイテムを「カジュアル」と「フォーマル」分類してその比率を調整しながらコーディネートを考えることが多いです。

■カジュアルだと解釈している主なアイテム
・Tシャツ
・ローゲージニット
・ミリタリー系ジャケット(テーラード除く)
・ミリタリー系アウター(M-59等)
・ジーンズ
・チノ
・スニーカー
・ベースボールキャップ
・ニット帽

■フォーマルだと解釈している主なアイテム
・ワイシャツ
・ハイゲージニット
・テーラードジャケット
・トレンチコート
・スラックス
・チノスラックス
・革靴
・ベレー帽
・ハンチング

最近は両方の要素を持つアイテムも増えてきましたね。
基本的にビジネスカジュアル以上で使えるものは「フォーマル」それ以下は「カジュアル」と解釈するようにしてます。(帽子系は着用が厳しいかもしれないですが...)

カジュアル要素が増えるほど
柔らかい印象になり
フォーマル要素が増えるほど
お堅い印象になります。

加えて「着方」「シルエット」も考慮してそれぞれの要素の比率を調整するようにしてます。

コーディネート例

スウェットパンツは「カジュアル」な背景を持つアイテムなので
フォーマルな要素でドレスアップして着て
だらしなくならないようにしています。
この辺りは、ファッションに対する個々人の価値観で比率に対するこだわりは違うと思うのでみんな違ってみんないいと思ってます。

F•••フォーマル要素の比率
C•••カジュアル要素の比率

■ニュートラル(F5:C5)
着用品はこちら(WEAR)

グレーだとスウェット感を存分に感じれますね。
トップスもナンバリングTなので非常にスポーティな印象です。
このままではパジャマになってしまうので
クラシカルなダブルブレストにコインローファーを合わせてドレスアップしてみました。
ヘアスタイルもパキッと固めてビジネススタイルに。バンダナは色調の調節に使ってます。

■キレイめカジュアル(F7:C3)
着用品はこちら(WEAR)

珍しい配色×細身のスウェットパンツを使ったコーディネート。
ボトムに以外はフォーマル寄りの印象を与えられる要素で構成しています。
上半身はダブルの紺ブレに
ネイビーのウィンドペン調のシャツを合わせたのでネクタイで色調を調整しました。

■カジュアル(F3:C7)
着用品はこちら(WEAR)

帽子・靴以外はカジュアル寄りなスポーティーコーディネート。
スウェットパンツも細身すぎず太すぎずなものをチョイスしました。
オンスが結構あるので腰は高めで履いて
ダボ感を軽減させています。
ウォームアッププルオーバーは
裾を強めに絞って腰に溜めて着るのが
個人的に好きなスタイルです。

さいごに

全然関係ないらーめん


ここまでご覧いただきありがとうございます。
昔は偏見だらけで色々な要素を取り入れる機会を逃していたと思います。
今は一通り好きですし
いろんな系統の服を色眼鏡をかけずにみられるようになりました。

自分と違うことが
違和感の正体だとは思います。
ですが、そこに立ち入らないと良さがわからないことなんて多々あるのですから
「自分が正しい」なんて思わず
バイアスをぶっ壊しながら楽しんでいこうと思います。

それではまた。

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