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怒りをコントロールする方法って?

こんにちは。山川美々子です。

最近、次女と1冊の絵本を読みました。
『ムカムカ ドッカーン!』(ミレイユ・ダランセ 作/ふしみ みさを 訳/パイインターナショナル 刊)という絵本です。

我が家の次女は、いわゆるかんしゃく持ちで、自分の怒りをコントロールするのが苦手なところがあります。この絵本がSNSで紹介されているのをみて、思わず手に取ったのでした。

あらすじ

外でいやなことが起きてばかりのロベールは、すごく不機嫌で家に帰ってきます。そのうえ、お父さんにも注意されて、さらに怒りは大きくなります。すると、その怒りが大きなかたまりになって、目の前に現れて…。

ロベールが自分の怒りをどう扱って、静めていくのかのプロセスがわかる絵本です。

自分の怒りをコントロールする方法を知ること

怒りをコントロールするのって難しいですよね。かんしゃく持ちの次女が怒りを爆発させるとき、その怒りをおさめるために、私はいつも四苦八苦していました。幼い頃は、抱っこして気を紛らわせたり、おやつを与えたり、テレビや動画をつけて興味をそらしたりして対処していたのですが、そうした小細工も成長するにつれ、通用しなくなります。

そんなときに出会ったのがこの絵本でした。

この絵本を読んだあと、最後の解説文には、怒りを目に見える形にすること(視覚化)が大事と書いてありました。そこで私は、次女が怒ったときに心の中がどんな風になるのか、絵に描いてもらいました。

次女は怒ったとき、心の中に緑のトゲトゲがたくさん出てくるそうです。

上記のような緑のトゲトゲがたくさん出てきて、「はっはっはっはー!」と偉そうに高笑いしているとのこと。

ちなみに、下記は私自身の怒り対するイメージです。仁王像のようなイメージです(画力は別として…苦笑)。

私の怒りのイメージと次女の怒りのイメージが、全く違っていることにも驚き、興味深かったです。

怒っちゃうのは、自分じゃなくて緑のトゲトゲが悪いんだ。そういう風に客観視できたら、「怒り」と自分を少し切り離してみることができたら、少しは自分自身の怒りを扱いやすくなるのかなと思いました。

『ムカムカ ドッカーン』の絵本の最後で、小さくなった自分の「怒り」を箱にしまっているロベールの顔がとっても穏やかで、すごくいいなと思いました。たとえ、怒りであっても自分の感情を大事にしていることが伝わってきます。

そんなふうに1つ1つの感情を大事に扱ってあげたいなと感じました。子どもに対しても、自分に対しても。

(おわり)

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