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水かけの違いは、文化の違い?!

 ども、プラーです。子どもの長い春休みも終わり、やっと学校が始まりました。この休みは子どもと一緒に遊び尽くした期間になりました。その中での思い出深いのが、タイのお正月、ソンクラーン(水かけ祭り)です。

ソンクラーンとは、太陽の軌道が12ヶ月の周期を終え、新たに白羊宮(おひつじ座)に入る時期を祝う伝統行事です。もともとは、仏像や仏塔、さらに年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習が受け継がれて来たソンクラーン。一年で最も気温の上がる季節の、暑さしのぎとしても親しまれてきました。
 近年はそれが転じて、街で通行人同士が水をかけあって楽しむ「水かけ祭り」として知られるようになり、バンコクはもちろん、各地で独自のイベントが開催され、これを目当てに多くの旅行者がタイを訪れるようになりました。
尚、 現在では、毎年4月13日〜15日の3日間で行うものとされ、タイの祝日にも定められています。また2023年にはタイが誇る伝統的なお祭りとして、国連教育科学文化機関(ユネスコ)により無形文化遺産に登録されました。

amazing ThaiLAND

今年はサイアム・スクエアに行ったのですが、去年も参加して2回目だったんですが、この水かけはすごかったです。まず圧倒されるのは、人の数です。ギュウギュウで将棋倒しにならないか、心配しました。そんな状況で全然知らない人同士が水鉄砲で水をかけまくります。まあ、カオスとしか言いようがないです。子どもが迷子にならないか、かなり注意しました(笑)
カオサン通りやシーロム通りはこれよりも過激らしいので、恐ろしいです。

これは文化が違うなぁーと思ったのが、公共のバスにも水をかけるところです!?商店のおばちゃんが勢いよくバケツでバスに向かって水をかけて、それでバスが止まったと思うと、そこで水鉄砲で撃ち合ったりするんです。

バスにバケツで水をかけるおばちゃん
なんでも掛け合うところがすごい!

 別の日に、私もバスに乗っていたら、道から水をかけられることはなかったですが、前から来たバスとすれ違いざまに、お互いが停車して、バスの運ちゃん同士が水の入った袋を投げあったりしていました。日本だったら、それだけで大問題になりそうですが、ここはタイ。マイペンライの世界です。
乗客の誰も文句も言わず、微笑ましくやり取りを見守っていました。

最近、ここまで感じ方、考え方が違えば、受容するしかないと思えるようになってきました。否定したり、非難したりすることではなく、相手の立場そのものを受け入れる。そんな態度は日本にいるときの自分にはできなかったことでした。塾で働いているときにできていれば、もっと生徒の自己肯定感を高めてあげれたなぁと。人は変われば変わるんだなぁとつくづく思う今日この頃でした。

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