マンション購入&住み替え記⑪~大事なのは心のワクワク~

前回は初の中古マンション内見でお部屋の前まで来たところまで書きました。

元付けの営業さんがカギを開けてくださり、私たちは室内へと入りました。売り主さんは不在だったので、私と母、新飯田さん、元付けさんの4名です。

売主様は一人暮らしの男性の方で、室内をとても綺麗に使われていました。一人暮らしには十分すぎるほどの広さだなと思う一方、二人で住むにはやっぱり狭いなと思ってしまいます(約54平米です)。でもまあ、住めなくはないとも思いました。
窓は二重窓になっていて、駅前の立地ですが窓を閉めていると電車の音は全く聞こえないことを確認しました。窓の外が思ったよりもひらけていて、見通しが良いのが嬉しかったです。
天井が少し低くて圧迫感がありますが、許容範囲です。お風呂も1317だったので小さすぎるということはありません。

元付けさんに管理費の滞納状況や理事会の運営について質問してみましたが、特に問題はなさそうでした(当時、秀和幡ヶ谷が話題になっていたので理事会が変だと嫌だ、と思ってました)。
修繕積立金の値上げが確定している、という情報も修繕積立金の値上げに賛成する住民が多数なんだな、と思うとむしろ好印象でした。

30分ほど見学させていただいて、元付けさんとは玄関で「さようなら」をして、新飯田さんと3人でマンションのエントランスのソファで話すことにしました。

買います。ただし指値をします──それが私の結論でした。

指値は端数切りです。もしこの指値が通らなければ縁がなかったと諦めようと思いました。
逆に、指値が通るなら他は見ないでここにしよう、と決めました。

100点満点のマンションなんてありません。もちろん武蔵浦和のこのマンションも100点ではありません。
やっぱり狭いし、当初の予算を若干オーバーしてるし、武蔵浦和なんて知らないし、埼京線って混雑がひどいと聞くし、不安な点はたくさんあります。

でも、駅近・内廊下のタワマンだし、各階ゴミ置き場あるし、ディスポーザーも床暖房もあるし、スーパー近いし、本屋さんもあるし、区役所もそばだし、駅前にそれなりにお店がある!
ちゃんとワクワクできました。だから、大丈夫だと、そう思いました。

その場で買付申込書を書いて、部屋から出てきた元付けさんに渡しました。ローンの仮審査は1行すでに通っていること、実家の売却をしたため、現居のローンは全額繰上げ返済で残っていないこと等をお伝えしました。

売主さんは中々決まらないので賃貸に出すことも考えているそうです。賃貸の場合は営業さんが変わるそうで、そうなると元付けさんには手数料が入ってこない、という情報を得ました。
元付けさんも仲介手数料を得るには私の指値を通すしかない──私にとってはプラスの状況です。

賃貸の申し込みはすでに入っているので欲しいなら満額の方が確実ですよ、というアドバイスもいただきましたが、端数切りといえども私にとっては大きな金額なので、そこはこだわりたいと思い指値を維持しました(賃貸の申し込みが真実かもわかりませんしね)。

結果、その日の夜に新飯田さんから「指値、通りました」と連絡が入りました。

私の2度目の住み替えは、中古は内見1件で終わりました。即断即決、です。
それができたのは、日ごろからいわゆるマンクラの方たちをTwitter(現X)で拝見していたからです。
自分の予算が変わらない以上、いくら待っても「夢のおうち」は現れない。それがわかっていたから、ワクワクできた物件にすぐに手を延ばすことができました。母にはかなり驚かれましたが、、、(別に反対という意味ではなく、高い買い物なのに1件見ただけで決めるの?という驚きです)

次回からは当時住んでいたマンションの売却についてたぶん書いていくと思います。

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