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【詩】アンビバレンス

一日が滑り去った後
私たちは戻って行く
星のように
風のように

人が直線を作る悲しみを
記憶の化石にするならば
「同時」という不可思議や
施した悪や罪のため
全ての母の羊水の
漏れ出た先の残滓ざんしに過ぎない
そのことを嘆いても
悲しみは喜ばないだろう

葉の裏側を見せるために
風が吹く
永遠を遠ざけるために
星が瞬く

そのことは私たちの希望でもあり
絶望でもあった

わたしが
わたしの外に出るまでの
粒立った果てしない時間を
語らなかったすべての
わたしに返すために
私たちは戻り続ける

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