笑いという文化
M1今年も終わりましたね。
世間ではM1に対してさまざまなことを言われている。それらをざっくりと見て、
「まあ笑わせてもらった身ですけどこちらは。」
と思った。
ヤなことそっとミュートという歌手がいた気がする。
なんて詩的なグループ名だろうと思った。巷で聞いてからそのグループ名がどうしても忘れられない。
令和ロマンに対するファンの声や敗退してしまった芸人さんに対する称賛、全て正直な誰かの感情を言語化した物だったから、見ていたら素直に笑えなくなりそうでミュートした。
次の日にWEBでPOPEYEを見ていたら、令和ロマンのインタビューが載っていた。
読んでみて一重に芸人として面白いを研究している姿にプロフェッショナルの凄みを見た。
これほど仕事、仕事である笑いというあまりにも曖昧な定義に向き合う人がいるのかと思った。
読んでみたけどよく分からなかった。
ただ、笑いという抽象的なものを追求し出したらキリがない、ましてや言語化することもないそれに、彼らが向き合っているという事実。
そんな曖昧なものに人生を捧げていることが私にはできないから、すごいと思う。
私の文才がないせいで令和ロマンはじめ、芸人各位の凄みが伝わらなかったらと思うと悔しくてたまらない。
だからみなさん読んでください。記事を。
そしてたくさんいる芸人さんのネタを見てクスッとしたり、大笑いしたりしましょう。そしたらもうあなたにも彼らの仕事の凄みが伝わることでしょう。
万人に受ける笑いはすごい。
刺さる人には刺さる笑いも面白い。
人を傷つけない笑いは優しい。
誰かを敵に回す笑いはかっこいい。
たくさんの形があるから楽しい。鍋でも囲んで見ましょう。
誰と見るかは関係ないのです。
令和ロマン優勝おめでとうございます。
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