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大変とは・・・

「人生いろいろ」と言う歌がありますが(古いですかね(笑))、歌のタイトルのように長い人生の中では本当に色々な出来事に遭遇します。もちろん楽しい事ばかりではなく、とても大変な事にも出合います。

その都度、私達はその大変な事(壁)を乗り越え日々生活しているわけです。大変な事は一度体験すると、その体験値が学びとなり、次に同じ大変事が来た時には以前よりも比較的容易に乗り越える事が出来るようになっています。

それは、自分自身が成長したからだと思います。過去の学びからどのようにしたら壁を乗り越えられるのかという事を知識として得る事が出来ているという意味です。

分りにくいかもしれませんので、私自身の例を出してみますね。
私は以前あがり症で、人前で話す事がとても苦手でした。大勢の前で話さなければならないと考えると、どうしても緊張し、ドキドキして胃がきりきりと痛み出してしまうのです。

ある時、国会議員の話を大勢で聞く機会があって、そこで司会(進行役)を頼まれてしまいました。「これは大変だ!」と思ったのですが、自分が試されているような気がして、無謀にも引き受ける事にしたのです。

案の定、いざその時になると大変緊張し、上がりまくり、お案の定胃が痛くなりましたが、何とか最後までやりきる事が出来ました。終わった後は大汗です(笑)。しかし、この大役をこなした事で、自信が付いた事も後々わかりました。次に人前で話す時はそれほど緊張しなくなったのです。

このように、「大変」という事を体験する事により、自分自身が大きく(?)変われた事に気づいたのです。それ以来、最初の「大変」という体験は、やってみると思っていたほどたいしたことではなく、意外とハードルが低かった事に気づく場合もあります。

世の中には何事にも動じない方を時々見かけますが、そのような方はたぶん過去に色々な大変な事を乗り越えてきた方なのだろうな~と思います。そのような方とは反対に、今まで「大変」という経験をそれほどしていない方は、体験値がないために、いざという時に力を発揮する事が出来ないのではないかとも感じます。

今だから思うのですが、自分も若いうちに色々な体験(大変事)をしておけば、もっと豊かな人生になっていたのかもと感じています。

最後までご覧頂きありがとうございます。


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