お客様との絆が深まると信じられない事が起こります
おはようございます。
今日もご覧いただきありがとうございます。
本日のノートは、お客様と絆が強まった後の仕掛けについて面白い事例があるので書かせていただきます。
では最後までご覧下さいね。
バカげたサービスの提供こそ奇跡が起こる
本日は絆顧客へのサービスについてあるお店の事例を取り上げてみたいと思います。
絆の定義
絆という意味を検索すると断つことのできない結びつきという意味で書かれています。
長い付き合いの友人でしたらそういう関係の方はある程度いらっしゃると思います。
しかし販売者とお客様との間ではそこまで強い結びつきは難しいので、気軽に雑談できるような間柄と考えても良いのではと思います。
ここまでの間柄となるのは大変ですが、どのお店でも絆づくりに成功しているある程度のお客様はいらっしゃるはずです。
言い方を変えれば、ファン客とも言えますので、そのようなお客様が売り上げの多くを占めているはずですね。
★絆づくりに成功したら
せっかく絆づくりに成功したお客様がいるのでしたら、もっと喜んでいただければ更に絆が強くなり、信者客や口コミ客にランクアップしていただく事も考えられます。
では、深い絆づくりに成功したお客様にはどんなサービスが出来るのでしょうか?その事例をいくつか挙げてみます。
この事例は、ある衣料品店の事例です。
チェーン店の中で常にトップの売り上げを続けているお店のサービスです。
では、どんなサービスなのかを解説してみます。
1・この店舗のポイントサービスの内容
ポイントサービスと言えば、多くの店舗で行っています。
ポイントがたまっていくごとに、500円引きの商品券に変わるというやり方が多いですかね。
しかし、このお店では、ポイントがたまるごとに下記のようなイベントに参加できる権利がもらえるという事を考えました。
・ポイントを10ポイント貯めると店主と握手又はハグが出来る
・30ポイント貯めると歌を歌ってもらえる
・50ポイント貯めると店主こだわりのコレクションを見ることが出来る
・100ポイント貯めると店主の頭にバリカンを入れる権利がもらえる
等が書かれたポイントカードをお客様に配りました。最初はどんな反応があるのかと店長は不安だったようです。
しかし、他店と同じようなポイントカードでは差別化が出来ないと思い、この方法に行きつきました。
内容をよく見ると、ずいぶんバカげた特典ですよね。何かの景品を差し上げるわけではなく店主やお店でのイベント関連のものばかりです。
どのポイントの特典に人気があったのかというと、100ポイントの特典だというのです。
つまり店主をいじりたいという特典に一番価値を感じたお客様が多かったという意味です。
という事は、当然せっせとポイントをためるために多くの方がたくさんの買い物をするわけですよね。結果このお店ではチェーン店の中で一番の売り上げが上がったそうです。
粗品や景品というのはもらった時はうれしいのですが、時間がたつと記憶から短期間に消えてしまいます。しかし、イベントに参加したエピソード記憶は印象が深いので長く記憶に残ります。
それは一方的に受け取ったサービスではなく、自らも参加したイベントだからだと考えられます。
一度このような体験をした方は、次のイベントも積極的に参加するようです。
「次は何をしてくれるのだろう」とワクワクして待っているのでしょうね。
このように絆顧客は、意外なサービスを提供しても喜んで受け入れてくれる可能性が高いので、単なる粗品やサービス品ではなく、お客様の記憶に残るようなイベントを提供することを考えてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございます。
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