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子どもの叱り方2

まずは、叱らないといけない状況を作らない、
これから始めましょう。

子どもがグズるタイミングって、
どうして一番困る状況の時なんだろう、って
思った事ありませんか?

あともう少しいい子にしていてくれたら、
これが終わるまで待っててくれたら、
そしたら怒らなくてすむのに。
 
そうですよね、本当は怒りたくないのに、
自分がこんなに大変な状況なのを分かってなくて、
わざと?と思うくらい、最悪のタイミングで、
手に負えなくなるから、怒ってしまう。

あるあるです。

そもそもその状況から見直してみませんか?
お母さんが大変だと思うタイミングは、
つまり子どもは、
もうとっくに限界値を超えてる状態なんです。

例えば、今日は遠出して楽しく一日ご機嫌で遊びました。帰りの電車、お母さんも疲れたな、座りたいなと感じる時間、でも混んでる電車、静かにしててよ、疲れた人でいっぱいなんだから。
例えば、朝から同時並行で、家事、子供の世話、自分の出かける支度、残り時間あと10分、くつ下くらい自分で履いてよ、もう片方はどこ?
例えば、仕事帰りに買い物、さっさと終わらせて早く帰って、あれもして、これもしなきゃ、あれこれあれこれ、と思ってたら、買い物カゴの中に余計なものを入れてるし、あれどこ行った?もうチョロチョロしないで。

お母さん、あなたが疲れてるタイミングは、
子供ももう限界を超えていて、
我慢するとか、おとなしく言う事を聞くとか、
そんな事はもうとっくに、できないんです。
限界を超えて、考える余裕も、自分で自分をコントロールする力もなくなっているんです。

そんな生活を続けていると、
お母さんは僕の前ではずーっとイライラしてるね、
って子どもが思ってしまう。
僕といても楽しくなさそうだな、と思って、
じっと見つめてるんです。だから、困らせる。

本当に悪循環を作ってしまっていますよね。

これを全部解消するためには、
大きなパラダイムシフトが必要です。

子どもは大きくなってくると、こちらの手の内も全部バレてしまっていて、その時になってから猫撫で声を出したり、言葉で説得しようとしたり、
あの手この手で宥めすかしても、
思う様に動かすなんてできません。

子どもはそんなにバカじゃない。

親も必死で頑張っている事も、忘れたり抜けたりする事もある、と知っています。
だから、子どもも一人の当事者として、
相談したり、協力を求めたりして良いんです。
一緒に成長する姿勢を見せて行ったらいいんです。
何でも分かってる様な顔をして、
完璧に振る舞う必要もない。

相手が3歳でも、こちらがキチンと向き合って、
ちゃんと説明したら、必ず話を聞いてくれます。
もちろん、年次によるキャパや理解力は考えるとして、
ちゃんと子どもとして一人前に扱うと、
その子どもとしての責任に応えてくれるようになります。

それが叱らない子育ての第一歩。

明日は上記の忙しいパニックをどう解消するか、
具体的方法をお伝えします。


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