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【HSK受験を振り返り&役立ち情報まとめ②】HSK6級の受験が終わりました!

こんにちは、星空乃 雫(ほしからの しずく)です。
今回は、前回の記事に引き続き、2023年12月3日に受験したHSKについて、書いていきたいと思います。

前回は主に、試験の申し込み手続きと、持ち物について書きました。

今回は、試験に向けた勉強、それから試験当日にやったよかったことや、後悔していることなどを振り返ってご紹介したいと思います。

HSK6級の試験勉強~星空乃の場合

私がHSK6級のためにやった勉強は、簡単にまとめると次の つです。

1、2023年6月から9月まで、HSK主催のオンライン留学に参加
2、オンライン留学で使っていたテキスト、【HSK标准教程6上】とワークブックを自己学習
3、Supertestで単語、文法の自己学習と、模擬テストを行う
4、CCレッスンで、作文を添削してもらう

振り返ってみると、HSK6級のための勉強はこの4つでした。

HSKは2023年12月に受験したのですが、
正直、1、のオンライン留学が始まるまでは、自分自身が6級を受けることは想定していませんでした。
なので、たまたまオンライン留学で6級のクラスに入り、それから勉強を開始したぐらいだったので、実質、このオンライン留学が試験勉強の大半でした。
9月末にオンライン留学を終えた後、10月、11月で、残りの2~4の勉強をしました。

受験票のダウンロードはお早めに

試験の1週間前から、HSK公式ページのマイページから、受験票をダウンロードすることができます。
私は、iPhoneの「メモ」アプリに貼り付け、当日、素早く見せることができるようにしました。
紙で印刷して持参している方もいましたし、私のようにスマホだけで終わらせる方もいました。
スマホだけで行ったとしても、全く問題ありませんでした。

試験当日のタイムスケジュール

6級の場合は、
9:10-9:30 受付 部屋の前に担当の試験官がいるので、その人に受験票(スマホにダウンロード)と、身分証明書を見せ、受付をします。
9:30までは、一度教室に入ったとしても、受験票と身分証明書を持って退室し、戻ってきた時に再度それらを試験官に見せて再受付すれば、お手洗いに行くことは可能です。
9:30より前に解答用紙が配られ、用紙の上の部分を埋めるように指示されます。この部分は、受験票を見ながら(スマホの受験票を見てもOK)埋めていく必要があります。

9:30から、HSK試験の説明が始まり、
9:40前にリスニング部分が開始。(35分間)
その後、5分間、解答用紙に写す時間が与えられます。
その後、読解部分が開始。(50分間)→この時点で11:20前後
ここで問題用紙を回収。

その後、作文用の問題が配布される。
合図と同時に読み始め、10分後に回収。
その後、作文を書く時間(35分間)
最後に、解答用紙の回収。

全て終わった時点で、12時を少し過ぎたところでした。
このような流れで、150分にわたるHSK6級の試験は終わりました。

試験当日、やってよかったこと

次に、試験当日のことについて、振り返ってみたいと思います。

やってよかった1、会場に早めに着いた

どの試験では大事なことですが、当日はしっかり早めに着くことができました。
初めての会場での試験でしたので、やはり時間に余裕を持って行くことは大事ですね。
結局、9時半の試験開始より前に、解答用紙の記入等もありましたので、私の会場の場合、9:20頃までには、全員着席していた感じでした。

やってよかった2、受付を済ませ、席の準備もした後、お手洗いに行き、試験開始までに戻った

当日、特に心配したことの一つが、お手洗いでした。
どの季節もお手洗いは心配なのですが、私が試験を受けた日は、12月上旬で、さらに悪天候で気温も冷え込むという日でした。
そのため、150分の試験中のお手洗いは、かなり心配でした。

HSKのルールでは、試験中、ずっとお手洗いに行けないわけではありません。
途中退室は原則禁止ですが、お手洗いのための退室のみ、できる時間帯があります。
それについては、公式ホームページに説明されています。

これによると、
・リスニング中→ずっと駄目。
・読解→退室は可能だが、終了5分前は駄目。次に入れるのは、読解部分が終わる時。
・書写→退室可能だが、終了5分前は駄目。

ということで、ただでさえ時間の足りない試験中に、実際にトイレに行くというのは、どうしても体調不良でない限りは避けたいですよね。

それで、私は、9時10分の受付で入り、一度座席に着いて机に持ち物を出して準備ができた後、あえて、身分証明書とスマホ(受験票)を持ち、再度お手洗いのために退室し、再度受付をして、試験開始前には座席に戻りました。
試験官の方も、快く退室させてくれたので、よかったです。

次に、実は今回の試験で後悔したことが2つあります。
それもぜひご紹介させてください。

後悔1、リスニングの音量

リスニング試験が始まる前に、試験官の方が音声を流し、音量を確認してくれます。
ちゃんと聞こえるか、もっと大きくしたほうがいいか、遠慮なく言えるような雰囲気でしたが、私は、割と座席も前のほうで聞きやすいし、問題ないだろうと思っていました。

しかし、いざリスニングが始まって思うのは、音としては問題なく聞こえますが、集中して、逃さず発音なども聞きたいと思うなら、あともう少しだけでも、音量を上げればよかったな、ということです。
6級のリスニングはとても早く、たった一言、細かな点を聞き取る、などの場合もありますので、単に音として聞こえるというだけではなく、しっかりと聞き取れる音量だろうか、と考えたほうがいいと思いましたし、もしそうでないなら、遠慮なく大きくしてほしいことを伝えたほうがいいなと思いました。
もし次に受ける機会があれば、絶対にそうしようと思っています。

後悔2、読解部分の時間配分

これも後悔していることの一つなのですが、模擬試験では問題なかった時間配分も、当日は慎重になり過ぎてしまい、最後は時間が足りなくなってしまいました。

よくいわれるのが、読解の第一部(病句)は一番最後にやったほうがいい、ということです。
知っていたのですが、今まで模擬試験では時間は足りていたので、今回も大丈夫だろうと思っていたら、やはり慎重になってしまうのと、解答を用紙に書くという時間があるため、最後は少し駆け足で解かざるを得ない状況になってしまいました。
せっかくの問題をじっくり考えられなくて、すごくもったいないことをしてしまいました。
次回する時は、絶対に時間配分に気を付けたいと思います。

こんな感じで、HSK6級の試験当日を振り返ってみました。
うまくできなかった部分もありましたが、終わった感想としては、全力を出すことはできたかなと思っています。
結果はまだ先なのですが、楽しみにしたいと思います。

この情報が、今後HSKを受ける方に、何かの参考になればうれしいです。
私も引き続き頑張って勉強していきたいと思いますので、一緒に頑張りましょう!

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