見出し画像

【#精神病院2西なう】    13話

トイケン@介護福祉士です!

令和5年6月13日(火)仏滅    入院6日目(その1)

1:30 トイレに起きる
ある患者さんが廊下で、「斎藤さんが」と叫びながら興奮されている!
夜勤の職員さんが落ち着く様に促している
夜間帯に叫び声や泣き声が聞こえてくるのは、毎晩の出来事で日中は穏やかに、
楽しいコミュニティスペースの様な空間だが、やはり精神病院なんだと実感する

7:00  朝食
ご飯、味噌汁(玉ねぎ、わかめ)、そぼろ卵、さくら漬け

7:45
朝食後、ソファーのスペースに患者さん達が集まっているおり私も加わる
元気がなく、落ち込んでいる女性患者さんがおり、
昨夜の騒ぎはこの患者さんだったのかな?

どこの世界にも世話好きのおばちゃんは存在するのである(以後Kおばちゃん
元気のない女性患者さんにKおばちゃん
Kおばちゃん:「あたしが職員が出勤してきたら言いつけてやる!」
Kおばちゃん
は朝から戦闘モードである 

8:30 ラジオ体操

やはり襲ってくる不安な気持ちは退院後のこと
どんな顔して出勤すればいいのか
全て失ってしまっつた

9:30 OT(作業療法)
火曜日の午前は、患者さん達が食堂へ集まり、工作をする、絵を書く人
パズルをする人、雑誌を読む人、特に何をしても自由なのだが
病室に閉じこもっていると、悪い方へ考えてしまう事を防ぐのが目的の様だ
私にも得意な事を発見した!
職業柄、認知症の高齢者と会話が上手にできる
OTの時間、私は認知症の患者さんと会話をして過ごす

先週の今頃はまだ意識がなかったよな
自殺未遂の事を思い出す

                                   続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?