【2/8追記】添付文書(お薬のトリセツ)、お薬検索サイト、救済制度について
※英語版「おくすり検索」を追記しました(2/8)
はじめに
お薬手帳には、紙と電子版(アプリ)があります。「お薬検索サイト」の話題は、電子版の方にとっては既知の情報かもしれません。すでに電子版と連携している可能性があります。
また、記事内で登場する「マニア」とは、医師、薬剤師をはじめとする医療従事者のことを主に指します。
◆添付文書
お薬のトリセツ、それが「添付文書」。ドラッグストアや薬局で購入する場合には、外箱に記載された説明書きだけを読む方が多いのかなあと想像します。箱の中に入っている細かい字で書かれた紙が「添付文書」です。
✳︎
実は、処方薬にも「添付文書」があります。カロナール®錠にも、抗がん剤にも、血液をサラサラにする抗凝固剤にもあります。ただし、処方薬の場合はマニア向けですので、代わりに主治医や薬剤師さんからの説明や「お薬手帳」があります。
ですから、「お薬手帳」も読んでほしいです!
お薬には、副作用や併用禁忌もあります。
先日実施された大学入試「共通テスト」の国語では、複数テキストを読み解かせる出題に力点が置かれているようです。ぜひ「添付文書」の読み方も扱ってほしいなあと思っています(実際は保健体育の授業?)。
医薬品に対してとても意識が高い国民が出来上がるはずです!
◆お薬検索サイト
お薬について詳しく知りたいときは、患者さん向けとして以下のサイトが大変分かりやすいです。
特に「くすりのしおり」。英語版もありますので、いつか役に立つときがくるかもしれません!
◯【処方薬】(医療用医薬品)
◯【処方薬以外の薬】(OTC医薬品)
※英語版「おくすり検索」もあります(追記2/8)
◆救済制度
ここからは、深い海になります。
くれぐれもお気をつけください。
すべての医薬品(と医療機器)の情報を集約しているのが「医薬品医療機器総合機構(PMDA)」です。上記は「一般の方向け」のリンク先となります。
<がんの治療薬(抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬、抗体薬物複合体など)や免疫抑制剤など>以外の医薬品で副作用(らしきもの)が出てしまった場合に、上の赤枠のページにアクセスしてください。救済制度があります。
おわりに
医薬品について、整理をさせてください。
あとがき
前回同様、関連性の強い話題をひとつの記事に盛り込みました。盛り込みすぎた結果、予定していたお薬シリーズも終わってしまいました!
そして、真っ黒になる<>の使い方、きっと間違えているんだろうなあと感じています。。
✳︎
ショートケーキの上の🍓は相手にあげる私。相手が喜んで食べてくれること。それが私にとっての小さな幸せです。
どうです、意識高めにあるいは調子に乗っているように聞こえませんか?単にフルーツがあまり得意ではなく、一人でケーキを食べることもないからです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?