かわらみつこ

旅、サイクリング、自然、絵本が好き。著作『ひとつになる』(働き盛りの年齢で病に襲われた…

かわらみつこ

旅、サイクリング、自然、絵本が好き。著作『ひとつになる』(働き盛りの年齢で病に襲われた夫と共に生きた日々を綴ったエッセイ)文芸社より2022年6月刊行。

最近の記事

絵本探求講座 第4期、第5回講座を終えて

2024年2月4日(日)絵本探求講座 第4期(ミッキー絵本ゼミ)第5回講座の振り返りをします。(北海道・層雲峡にて) チーム研究発表今期のテーマは「翻訳・絵本の絵を読み解く」 各チームともそれぞれのテーマにそって、考察を深め、発表した。私は、チーム1はいほ~。 チームSun燦3……………「モノクロ絵本について」 チーム1はいほ~………「谷川俊太郎の翻訳にみる詩人としての特徴」 チーム4やまぼうし……「本は新しい窓」翻訳家さくまゆみこ チーム5デイジー………「翻訳家・福本友

    • 絵本探求講座 第4期、第4回講座を終えて

      2023年12月10日(日)絵本探求講座 第4期(ミッキー絵本ゼミ)第4回講座の振り返りをします。 課題の絵本「絵本の絵を読み解く」ことを目的に選書する。 『こりゃ まてまて』 *選書理由 酒井駒子さんの絵が好きということ。私には主人公と同じくらいの孫がおり、駒子さんの絵がリアルで共感するところがある。孫にも読み聞かせをしている。この絵本の対象は、0・1・2歳。そのため、赤ちゃん絵本の絵の読み解きをしたいと思い、この絵本を選んだ。 *あらすじ よちよち歩きの子ども

      • 絵本探求講座 第4期、第3回講座を終えて

        2023年11月12日(日)絵本探求講座 第4期(ミッキー絵本ゼミ)第3回講座の振り返りをします。 第2回ゼミに引き続き、今江 祥智氏を取り上げたいと思った。 課題の翻訳者から見る絵本*選書理由 心やさしいライオン君の成長と友情を描いた人気シリーズ『ごきげんなライオン』は、9冊出版されている。シリーズ1冊目は村岡 花子訳、2冊目が晴海 耕平訳、3.4冊目が今江 祥智訳、5~9冊目が今江 祥智・遠藤育枝共訳。文体など翻訳の面から比較したいと思った。 ※このシリーズの作者、

        • 絵本探求講座 第4期、第2回講座を終えて

          2023年10月1日(日)絵本探求講座 第4期(ミッキー絵本ゼミ)第2回講座の振り返りをします。 課題の翻訳絵本第1回講義を受けて、翻訳の視点で見直して、翻訳絵本を選ぶということで、今江祥智訳の2冊を取り上げた。  『ぼちぼちいこか』「What can a hippopotamus be?」 *選書理由 テンポ良い大阪弁の訳。ユーモアや言葉の豊かさを感じ、訳者の今江 祥智さんに興味を持った。大阪弁で読みなれていた私は、原書を見てとてもシンプルな英文だったことに驚いた。

        絵本探求講座 第4期、第5回講座を終えて

          絵本探求講座 第4期、第1回講座を終えて

          2023年9月10日(日)絵本探求講座 第4期(ミッキー絵本ゼミ)第1回講座の振り返りをします。 1.受講動機と目標【受講動機】 第1期「絵本概論」・第2期「ジャンル別絵本」・第3期「絵本賞と受賞作」と学んできた。第4期は「絵本の絵を読み解く・翻訳」、また違う切り口で学びたいと思った。 いろいろな視点を持って、絵本の魅力を再発見し、その魅力を自分の言葉で伝えられるように言語化トレーニングを積んで、学んだことを仕事や自分が関わっている活動に活かしていきたい!という思いで継続受

          絵本探求講座 第4期、第1回講座を終えて

          絵本探求講座 第3期、第5回講座を終えて

          2023年8月2日(水)絵本探求講座 第3期(ミッキー絵本ゼミ)第5回講座の振り返りをします。(北海道・層雲峡にて) 自然写真家、佐藤圭さんとミッキー先生の対談1.略歴 1979年、北海道留萌市生まれ。自然写真家。「MILLET(ミレー)」アドバイザー。 2018年、日本の自然写真コンテストの最高峰である「日本の自然」写真コンテストで第35回最優秀賞受賞。 2022年、第70回ニッコールフォトコンテストで、最高賞である長岡賞を受賞他、大木のフォトコンテストで受賞歴がある。

          絵本探求講座 第3期、第5回講座を終えて

          絵本探求講座 第3期、第4回講座を終えて

          2023年6月25日(日)絵本探求講座 第3期(ミッキー絵本ゼミ)第4回講座の振り返りをします。 1冊持ち寄った受賞作品について、チームブレイク後、ミッキー先生から賞ごとに解説があった。 1.国際アンデルセン賞について 2.私が選んだ1冊は…『百年の家』(原題:The House) 作:J.パトリック・ルイス  絵:ロベルト・インノチェンティ  訳:長田 弘 講談社 2010年 2008年 国際アンデルセン賞画家賞 3.選書理由 長女が結婚した時に知人からプレゼン

          絵本探求講座 第3期、第4回講座を終えて

          絵本探求講座 第3期、第3回講座を終えて

          2023年6月11日(日)絵本探求講座 第3期(ミッキー絵本ゼミ)第3回講座の振り返りをします。 1冊持ち寄ったケイト・グリーナウェイ賞受賞作品について、チームブレイク後、ミッキー先生から作家別に解説があった。 1、ケイト・グリーナウエイ賞について 2、私が選んだ1冊…『カングル・ワングルのぼうし』(原題:The Quangle-Wangle's Hat) 3.選書理由 作者は、ナンセンス詩人として有名なエドワード・リア。100年以上も前の詩を現代の画家、ヘレン・オ

          絵本探求講座 第3期、第3回講座を終えて

          絵本探求講座 第3期、第2回講座を終えて

          2023年5月28日(日)絵本探求講座 第3期(ミッキー絵本ゼミ)第2回講座の振り返りをします。 1冊持ち寄ったコールデコット賞受賞作品について、チームブレイク後、ミッキー先生から年代別に解説があった。 1、コールデコット賞について 2.私が選んだ1冊は…『おじいさんの旅』 3.選書理由 作者は日系アメリカ人であること、表紙の絵が日本人であることに親近感を持った。 絵が美しく、古いアルバムを見ているような、懐かしい気持ちになった。 4.あらすじ 明治時代に渡米

          絵本探求講座 第3期、第2回講座を終えて

          絵本探求講座 第3期、第1回講座を終えて

          2023年4月22日(土)絵本探求講座 第3期(ミッキー絵本ゼミ)第1回講座の振り返りをします。 受講動機と目標【受講動機】 第3期は、第1期「絵本概論」・第2期「ジャンル別絵本」とは別の、「国別絵本(絵本賞の受賞作と特徴)」という切り口で絵本が学べるということで、継続で申し込んだ。 いろいろな視点を持って、絵本の魅力を再発見し、その魅力を自分の言葉で伝えられるように言語化トレーニングを積んで、学んだことを仕事や自分が関わっている活動に活かしていきたい!という思いで受講を決

          絵本探求講座 第3期、第1回講座を終えて

          絵本探求講座 第2期、第5回講座を終えて

          2023年2月4日(土)絵本探求講座 第2期(ミッキー絵本ゼミ)第5回講座の振り返りをします。(北海道・層雲峡にて) Dr.Junko Yokotaの講演「What You Read Matters:Picturebooks that Feed Young Minds and Souls」講演の中で、印象に残ったこと。 私達の役割はコックと同じ。いい素材もコック次第。いい素材を活かす料理人として本を手渡す。 絵本の仲介者は、ちゃんと解釈して手渡していかなければいけない。

          絵本探求講座 第2期、第5回講座を終えて

          絵本探求講座 第2期、第4回講座を終えて

          2023年1月22日(日)絵本探求講座 第2期(ミッキー絵本ゼミ)第4回講座の振り返りをします。 音としての言葉の絵本を考える・オノマトペ ・唄、歌、わらべうた ・マザーグースの絵本 ・言葉遊び ・繰り返し ・だじゃれ ・方言 ・昔話(結句) オノマトペとは 擬音語…動物の鳴き声や、ものがたてる音を言い表した言葉     「ニャー」「ワンワン」「バタン」「ドカン」 日本語以外にも見つけることが出来る。「bowwow」 擬態語…ある感情や状態について、そのもの自体には音

          絵本探求講座 第2期、第4回講座を終えて

          絵本探求講座 第2期、第3回講座を終えて

          2022年11月13日(日)絵本探求講座 第2期(ミッキー絵本ゼミ)第3回講座の振り返りをします。 「ファンタジー絵本」を考えるファンタジーのタイプ 訪問型…現実世界の人が非現実世界へ行き不思議な体験をする 来訪型…非現実世界の住人が現実世界へやってくる ハイファンタジー…非現実世界を描いたもの ファンタジー絵本のしくみ ごっこ遊び 擬人化 ファンタジーの時間 ファンタジーの絵本表現方法 絵本の左右の見開きの使い分け 色の使い分け 枠 コマ割り 参

          絵本探求講座 第2期、第3回講座を終えて

          絵本探求講座 第2期、第2回講座を終えて

          秋の深まりを感じる今日この頃です。 10月9日(日)の絵本探求講座 第2期(ミッキー絵本ゼミ)第2回講座の振り返りをします。この日は、欠席した為、録画で振り返りました。 昔話の検討のポイント⑴ 昔話は残酷か ※子どもの文学に必要なこと…救いがどこかにあること。光をもっておくこと。たとえば理不尽な親が登場するが、寄り添ってくれる大人の存在があるとか。 ⑵ 昔話の絵はどこまで描くべきか ⑶ 昔話絵本における絵と言葉の関係は ・発端句・結句は、絶対条件で

          絵本探求講座 第2期、第2回講座を終えて

          絵本探求ゼミ第2期、第1回講座を終えて

           絵本探求ゼミ(ミッキー絵本ゼミ)第2期が始まりました。  9月11日(日)の第1回講座の振り返りをします。 ① チーム内で自己紹介  編成は5チームからなり、私はチーム1。人数は6名で、第1期からの継続は3名。FAのわこちゃんは、第1期のチームでも一緒だったので、安心がありました。新規受講者は、お勧め絵本1冊を用意し、自己紹介。また、知らない絵本に出会えて、手に取って読んでみたいと思いました。1冊の絵本には、その方その方のエピソードがあって、改めて絵本の魅力を感じま

          絵本探求ゼミ第2期、第1回講座を終えて

          絵本探求講座第5回を終えて

           4月から始まった絵本探求講座 第1期(ミッキー絵本ゼミ)の最終、第5回目の振り返りをします。8月6日(土)、北海道層雲峡のインフィニティアカデミア施設のリアル会場とオンラインによるハイブリッドで行われました。 ①グループ発表 これまで学んできたことを4チーム(5~6名)が、それぞれのテーマで発表をしました。持ち時間は30分。 ・私はチーム2でした。チーム名は「ピース5」 ・メンバーは、めめさん(FA)、わこちゃん、あいりーん、エリー、私の5名。(私だけオンライン参加) ・

          絵本探求講座第5回を終えて