子供から学ぶカジュアルな禅
小さな子供がプールに入る時、雑念はなく全身で「涼」を満喫している。
とても簡単なことのように見えるけれど、大人には難しい。夏に涼しい場所に出かけても、次やることで頭がいっぱいだったりする。
水の中に入るなら、それだけに集中すること。冷たいと感じる、水の流れを感じる、浮力を感じる、水に浸かっている部分と出ている部分の温度差を感じる。全ての所作を観察するように集中する。
一つの行動に集中していることは禅と言える。
小さな子供はそれが本当に得意だ。時にはプールの水を口の中に入れて確かめたり、わざとしぶきを作ったりする。その際に他のことを考えていたりはしない。
「涼」を感じられる夏に、禅とはこういうことなのかと子供から教えてもらった。
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