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【沖縄を世界へ🗺】23-24プレシーズンマッチVS富邦ブレーブス戦G1レビュー


私tasukeは新体制キングスをいち早くチェックしたい‼
もちろん生で!!( ̄ー ̄)

そんな思いを抱きながら2か月前からチケットを確保し、用意周到で望んだ2023/9/23の富邦ブレーブス戦(from台湾)とのプレシーズンマッチ。

キングスの新スローガンである【沖縄を世界へ】を遂行すべく組まれたアジア強豪チームとの一戦。

前季同様キングスは”東アジアスーパーリーグ【EASL】への参戦が決定しており、今回の相手である富邦ブレーブスとはグループの違いから今季の対戦はない予定。
前回EASLでの対戦時はキングスと熱戦を繰り広げ見事勝利を収めた相手との交流戦は、バチバチのバッチバチな展開となりました(笑)

それではさっそく振り返って行きましょう!




◇試合結果


●琉球79-富邦79 引き分け



◇速い、強い、セットプレー〇


今季のキングスは一言でいうとこれが特徴になると思います。
千葉から獲得した新加入の”ヴィック・ロー”が入ることで、ドウェイン・エバンス(現広島)がいた頃のような「速いトランジション」からの得点を取り戻した印象です。

やはり速い展開から”簡単に点をとる”事ができるだけで相手にリズムを渡さず、むしろこちらのペースに引き戻せるので出来るに越したことはないと言えます😊

また昨季はショットクロック24秒をしっかり使う”ハーフコートオフェンス”を中心に築いてきたのもあるため、バリエーションの豊富さが伺えます。

それでいてダーラムもローも平均リバウンド8本近くもぎ取るテクニックとフィジカルを有するので、スモールラインナップでも簡単には負けない>゜))))彡

富邦戦はいい形を作れているものの最後のシュートが決まらない状況にあったため、そこが決まれば勝ってましたね(笑)


◇P+王者の強さ


Bリーグ開幕を前にいい経験させてもらいましたわ~。

富邦ブレーブスはPリーグ三連覇中の絶対王者。
その肩書に恥じぬ層の厚いロスターとスマートなシュート力が魅力です😊

NBA経験のあるセブンフッターコンビのクリス・ジョンソンステフェン・ジマーマンに安定した得点力のマイケル・シングルタリーに、新加入のアジア枠セドリック・バーフィールドと実力者がうようよ(笑)

またダブルスクリーンでDFを剝がしてのドライブやトランジションも高レベルにこなしており、この強度はBリーグではなかなか味わえないモノだったと思います。

GAしかし一歩も引くことなく9名のロスターで挑み、ベストメンバーではないものの引き分けに持ち込んだキングスすげえな:;(∩´﹏`∩);:


◇理不尽VS理不尽


前回のEASLで理不尽なプレーを繰り広げてブースターの記憶に新しい”クリス・ジョンソン”はいい意味で面倒くさかったです(笑)

高さもある上にNBAサンズ所属のケビン・デュラントを彷彿とさせるような中外のアスレチックなプレーは止めようがない(笑)
おまけにミドルもヤバし(笑)

逆にキングスはペイント内に侵入させなかっただけでもマシでしょう(笑)

あとはジョンソン以上にめんどく感じたのは”セドリック・バーフィールド”。
ドライブ良し、ミドル良しと得点面に寄せた河村に近い存在だと思います(笑)
最後まで彼の所でピックを上手くかけられた挙句、バーフィールドの強烈なドライブを止められませんでしたorz


対するキングスの理不尽とは”ヴィック・ロー”
前半は得点が伸びなかったものの終わってみれば”25得点”でチームトップのスコア。

今回初めて生のプレーを拝見しましたが、とにかく一つ一つのスキルの完成度が高すぎる
安定したボール運び、多彩なスコアリング、そしてインサイドにおけるポジショニングの上手さ(⇒正直ここはダーラム並にヤバい)。

個人的に2Q前半でリバウンド直後に自らボールプッシュしていち早くフロントコートに入り、ディフェンダーを抜き去る”クロスオーバー”のキレに唸りましたね(;^ω^)
(※ファンブルしちゃいましたが…w)
NBAセルティックスのジェイソン・テイタムを感じるクロスオーバーでした!>゜))))彡

すでに完成されているようでいて、年齢は27歳という未だ伸びしろを感じる状態でもあります(笑)
末永くユタシクよヴィック~(^^)/


シュート練中のロー(AKの左斜め後ろ)



◇安定感マシマシ貫禄モリモリの松脇


琉球が誇る”謎の外国籍”こと松脇 圭志(^ω^)

新シーズンでこの男はリーグを席巻するプレイヤーになる予感がしました!

キングス2年目を迎えるまちょは昨季の役割である3&Dに加えハンドラーとしてのプレイメイクも行うようになっており、プレーの幅が増加。

本来のドリブルの上手さにフィジカルがあるためDFプレッシャーに動じることなく運び、ビッグマンとのPnRでキャッチし易いパスの供給が上手く行えていました。

DFでは得意のさりげなスティールを披露したりと攻守両面で存在感を出し、極めつけはキックアウトパスからの3Pを”4本”沈め得点面も爆発!(^^)!

正直この日チームの中で唯一目立ったミスなく役割を全うしていたように感じます。

直近の群馬戦や今回の富邦戦においても、ドリブルストップ→ターンアラウンドジャンパーといったスキルも披露しており、益々ドンチッチ化が進んでいる印象です(笑)
(※ルカドンチッチ:NBAマーベリックス所属)


シュート練まちょ



◇キレキレファルコン


今季よりPG/SG登録となった”牧 隼利”の仕上がり具合も上々↑↑

今日は相手DFが吊り上げられたところをバックカットで侵入し連続得点を奪います。
このプレーは正直もっとやっていい( ̄ー ̄)ニヤリ

それ以外にもキレキレステップからフローターやまちょのアシスト等”視野の広さ”をふんだんに魅せつけるらしさ全開のプレー。

この日は4Qの1分を切った場面で2点勝ち越しの3Pを沈める活躍。

これはオフシーズンに武学篭球でおなじみ「まこっちゃん」のレッスンを受けて、元来のクイックリリースを会得したことが自身に繋がっていると感じます😊

⬇⬇⬇(武学籠球YouTube)


ボールコントロールも大事だけど今日みたいにシュート打つことを優先にしていくことでプレーの選択肢を増やすことになるので、ガンガン得点を狙って欲しいです(^^)/


シュート練ファルコン




◇正直ここまでとは,,,!


9/22にヒューインジュアリーリスト入りによって練習生から新契約発表されたガードポジションの”荒川 颯”

3×3の代表候補に入るような選手であるため、オフェンス能力が高い選手ではないかと感じますが、とある情報でDFに課題が残るというのも目にしたので、DFにアイデンティティーをもつキングスではどう機能するか気になっていました。

正直ごめん!私は見誤っていた!

コートイン直後からキングス大好物の激しいDFで前からプレッシャーを仕掛け、相手のパスミスをスティールしてアリーナ初得点に繋げたのは見事だった🔥🔥🔥
現在足のコンディション不良でロスターから外れている”小野D”を彷彿とさせるプレー(^ω^)

おまけに純正PGなだけあってハンドリング力も高いし、結構視野も広いから落ち着いてパスを捌けていますね~>゜))))彡

この試合は同年代の牧・松脇と同時出場する時間もあり、彼のアグレッシブなプレーで二人の積極性にも相乗効果を与えていたと思います😊
特にはかなり火がついたんじゃないでしょうか(笑)🔥

荒川がコントロールして牧がペイント内にカットインを決めるコンビネーションをもっと増やしても面白いかもしれません✨


琉球ゴールデンキングス公式サイトより


◇現状のベストメンバー


群馬、富邦と3試合してきた中で個人的に見えてきたベスト5はコレかな↓↓↓↓

1.PG岸本(牧)
2.SG今村(牧)
3.SF松脇
4.PFダーラム
5.C ロー

特に富邦戦G1において最も安定した時間が多かったように感じます(^^)/

キングスとは思えぬ”スモールラインナップ”な組み合わせですが、ローとダーラムが意味わからん程にリバウンド飛べるんで言うほど中は弱くない(笑)
また謎外の松脇いるんでDFは当たり負けせず、岸本に代わって今村を投入すると平均190前後の一概にスモールとは言えないユニットが組めます(笑)

全員3Pが打てるのもあり、日本代表のような”5OUT”を採用したオフェンスを展開できるため、クーリーが出れない今のうちに極めていくのもアリだと考えます(。-`ω-)

もしかするとシーズンの後半あたりで”切り札”となる可能性を秘めているラインアップかもしれません…('ω')


◇まとめ


ふと思い返してみれば富邦ブレーブスは13名のフルメン揃っているのに対しキングスはベストメンバー欠くロスター9名で戦っていたんだよなぁ(震え声)

キングスやっぱ意味わからんくらい、つおい。


会議中のキングスベンチ







ーfinー

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