世界がデジタル化を進めるに連れて文字を書く機会が少なくなってきました。漢字も忘れてしまうことがあります。 日本文化である書道を伝える仕事をしてきた自分ができることは何か? 次の世代またその次の世代に墨と筆を使ってご先祖様をお伝えしたいと 思ったのです。 文化庁は、筆や墨などを使って、伝統的な筆遣いで手書きする「書道」を ユネスコの無形文化遺産に提案することを決めたそうです。 毛筆家系図は、唯一無二の財産になると思っています。
まず、長期保存に適しているということです。 奈良の正倉院には千年以上前に墨文字で書かれた木簡や和紙が色褪せずに今日まで伝わっています。 墨の成分は化学変化を起こしにくい為、 変色せず、紙などに染み込みやすいといわれています。 また、長期間になると水に溶けにくくなります。 防虫効果もあります。 大切なものを未来へ残していくために墨を磨って書いています。
毎日新聞に"「まず家系図から」元ダブルケアラーが教える備えのススメ"という記事が掲載されていました。 子育て世代の方からやがて迎える日のための備えに、 家族間の関係性やそれぞれの家族の立ち位置が把握しやすくなると 思います。
最近、子育てにも当てはめてます。