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それでも私、元気です

2022年8月26日、脳腫瘍(膠芽腫)の摘出手術をしてから丸2年がたちました。それはつまり、平均余命とされる2年を生き延びたということになります。5年生存率10%といわれているため、本来なら5年たったところで初めて一山越えたといえるのかもしれませんが、それだと先が長過ぎてめげそうなので、このタイミングでnote を始めることにしました。

脳腫瘍は希少ガンに分類されるようで、相対的に見ると患者数は決して多くないといいます。そのためかネットなどで得ることのできる情報が一般的にいわれていることに限られるものであり、その病気の一端しか伝えていないのではないかと実際患者となって感じました。

そこで少しでも同じ病気に関わるひとたちの参考になることを願って、手術や治療を通して私が知り得たこと、そして感じ考えたことを記すことにしました。あくまでも素人の一病人が書くものですが、こんなパターンもあるんだな、こんな考えのやつもいるんだな程度に捉えていいただければ幸いです。

現在、私は仕事に復職して約1年がたちました。病気と向き合い始めた時とは少し違う精神状況にありますが、まずは休職していた期間に殴り書きした文章が残っていましたので、そちらを順次掲載していきたいと思います。すでに2年ほど前になるのかと自身でも驚きましたが、当時の鬱屈とした様子がよく伝わると思います。私が知り得た病気の情報も含まれていますので、興味のある方はご一読いただければ幸いです。

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