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逃げ癖

子育て中のご家族の皆様お疲れ様です。
我が家の娘は中学生。息子は大学院生です。

最近、自分よりも若い人、20代30代前半の人と出会う機会があり、話をしたのですが、心にモヤがかかる思いをしました。

共通するのは、逃げ癖?なのか、
私が「これは間違ってませんか?」
と問うと。
「確認(修正)しますね。」で済むところなのに、
「これは別の人がそうしろと言ったから。」とか、
「自分はきちんとやったつもりなので、なぜこうなっているのかわかりません。」とか。
どちらも「私ではありません」を全面的に押し出すスタイル。

世代の特徴なのでしょうか。
息子と歳の違わない人達でしたが、まるで子供がそのまま大人になったよう。
テキストを覚えるだけの、テキスト通りの答えが正解という教育を受けて
テキストの無い社会に放りだされ、テキストが無いから答えられないのは当然。とでも言わんばかりの対応。

指摘をされた時に私なら『自分が原因かも?』と考えるのですが、彼らはそうではない様でした。
だから、
「ここはこのように修正したらどうでしょうか?」と提案しても、
「ありがとうございます。」でも、「すみません。」でもなく
「あぁ、そうなんですね。」と他人事のように答える。
正直、厳しいなと思いました。
自分事として物事を捉えられていないので、原因も結果も自分であるにもかかわらず、自分のせいではないという。
このままでは成長は見込めない。
それでいながら、付け焼刃の様に教えた修正方法については、積極的に聞いてくる。
「今の、どうやってやるんですか?」
原因がわかっていないのに、テクニックだけ増やしても、ミスは減らない。
逃げ道への嗅覚だけが異常に発達しているように見える。

だからこそ、気を付けなければと思う。
私からの一言で、平気で『メンタル病みました。』と言ってくることもあるからだ。

本当に逃げたいと思うなら、初めからコツコツやるのが一番の逃げ道なのに。落ち度無く仕上げられるようになれば、指摘される事も、修正に時間を取られる事もなくなる。
弱くて、直ぐに投げ出して、諦めて。私も昔はそうだった。
コツコツやるなんて大嫌いだった。
けれど、叱られる方が、、、
直さなければならないほうが、、、
よっぽど大嫌いだと気づいた。
だから私はコツコツ積み上げる道に逃げ込む事にした。

逃げ癖のある人が変わるのは難しいけれど、一個ずつ目標を立てて
『できた』と思える経験を増やしてほしいなと、強く思いました。
今日も学びある一日に感謝いたします。






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