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第33回 大田原マラソン

2023年11月23日
第33回 大田原マラソンに出た。完走した。

この大会は、フルマラソンの部で制限時間4時間。
仮装も禁止という硬派な大会である。

過去の記録を見ると、5回目の出走だった。
タイムは同大会で4位。直近で出た大会(5年前)より10分も遅くなってた。

タタハムの家からだと、新幹線を使って日帰りで行くという、遠い場所でおこなわれる大会なのだが、気づけば何度も参加してしまう。
その理由は、参加ランナーが少ないおかげか(2000人くらい?)、待合室となる体育館やトイレが余裕をもって使えること。会場まで送迎バスが出てるので、遠いけどストレスなく行けることか。
フルマラソンの大会になると、やはり人気のある距離なので、けっこう人がゴチャゴチャするけど、大田原マラソンはそういう感じはなく、でもしっかり大会の雰囲気がある。それがよい。
完走後は、送迎バスで付近のスーパー銭湯にも行けたけど、今年はやってなかったのが残念。

エイドはいつも(?)給食がないので、持参できるスペシャルドリンクや、装備で補う必要がある。
今回タタハムは、
・アミノバイタルパーフェクトエネルギー1本
・アミノサウルスジェル1本
・マグオンジェル1本
・マグオン粉1包
の装備で挑んだ(スペシャルドリンクは、準備するのめんどうなのでいつも無し)。

スタート直後、まずトイレ。
スタート直前にちゃんと2回行ったのだが、走り出すとまた行きたくなってしまう。なんかもう、条件反射みたいになってる。
昔はタイムロスするのが嫌だったので我慢してたけど、尿意が気になると全然楽しく走れないので、最近は我慢せず行くようにしている(10km、ハーフなら我慢するけど……)。
1回でもトイレに行ってしまうと記録更新は難しいので、トイレに行った後は、あまり記録は意識しない。

大田原マラソンのコースは、最初はずっと下り基調で、後半は上り基調である。
コースの高低図だけ見るとちょっとビビるが、正直そこまで気にならない。

タタハムが傾斜に鈍感なだけかもしれないが……。
目に見える坂はけっこう現れるけど、走れないほどでもない。

中間地点で、まさかのトイレタイム2回目。
天候も気温も良く、また風も弱く、いい感じのランニング日和なのに「なんでやねん」って感じだった。
「もう完走できればいいや」と、観光気分で走ろうと考えたが、そんな気分でゴールさせてくれるほど、フルマラソンは甘くない。

約35km地点で左脚のふくらはぎが攣って失速。
走りながら治すが、こうなるともうスピードは上げられない。
いつ攣るか分からない恐怖におびえながら、残りの距離を無理やり走る。
さいわい、右脚は最後まで粘ってくれた。
石垣島マラソンの時みたいに、ゴール直前の陸上トラック内で「両脚攣って倒れたら嫌だなー」とメチャクチャビビってたが、そうならず済んだ。ありがとう両脚。特に右脚。

というわけで、5年ぶり5回目の大田原マラソンは、内容の悪い大会となってしまった。

ウルトラマラソンとかトレランの経験があると舐めてかかってしまうが、
やはりフルマラソンはあなどれない。
「今日は観光気分で走ろう」とか思ってても、いつも最後は痛い目に合う。

だったら最初から真面目に走ったほうがいいのかというと、それはそれで後半ガタ落ちしそうで怖い。ハーフまでなら集中力は持ちそうだが、フルは3時間以上も集中しないといけないし、それができず大失速、リタイアなんかしてしまったら、相当な自己嫌悪におちいりそう。。

結局、自己新よりも、リタイアしない保守的な考えと走りを優先してしまうのであった。闘魂が足りない。

フルはフルでそれなりの練習するしかないのかな~。
まずはマラソン中、トイレに行かない体に戻したい。
トイレに行きたくなってしまうのは、実は「フルマラソンから逃げたい」という脳の拒絶反応ではと考えている。
そんなの消せるのか? って感じだけど……。

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