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歌の歌詞 フィルム

自転車から何かを落としたところから始まる物語
君は自分がどう映っているのかを知らないまま

この世もこの世のままだった
美しく映し出す映写機を
持ったまま心に奏で
汗をかき歌う幻が過ぎる

短くて浅い心の襞に
深い傷よもう一度
傷つく前が美しかったのなら

遠ざかると思って避け続けてきた道で近づく
全てを映そう世界と
ともに輝いている魂を
目隠ししてもう傷付かないと
強がった日々から
飛び出して
君は今すべてと共に美しい

この世を愛しているのだと
言えずに長く思い続けた
地味で冴えない孤独な日々が
わたしを慰めても

足りなくて
映し出す価値もない
色もない景色の中
虚ろな胸の涙も見えなかった

切ないメロディが流れ聴こえてやっと近づく
全てを映し出してこの目を
輝いている全てを
傷付いても欲しい色とりどりのこの世を奏でよう
受け取って
君は今すべてと共に美しく
飛び出して
君は今すべてと共に美しい


2月15日 木曜日 春一番の日
春一番の影響か、外にいるときにふと、何か自分を俯瞰しているような感覚がして、とても気分が良かったのですが、あまりに気分が良いのでそれを捕まえようとして、考えていたらメロディと歌詞が浮かんできました。
正確には浮かんできたそのままではありませんが、書き留めて歌にしようと思いました。
それがこの歌詞です。
自分を主人公にしてあげるだけではなくて、映画の監督として見てあげて、自分が主人公の映画を作り上げてほしいという気持ちを込めています。

難しいです……。