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「抑うつリアリズム」なる仮説

うつ病の人々は悲観的なのではなく「世界を正しく認識している」のかもしれない - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20191020-depressed-people-see-world-realistically/

なんか、椎名林檎の曲かアルバムにありそうなキーワードですが。

「うつ病の人はそうでない人よりも現実を正しく認識している」という考えを「抑うつリアリズム」と呼ぶそうで、「内向的な人、男性、IQの高い人、そして軽度のうつ状態にある人」がそれを経験する率が高いのだとか。

「正しく」というよりは「より精緻に、厳密に、物事を捉えたいし管理したい」人や「僅かな兆しや現象から、はるかに大きな理論やストーリーを生み出せる人」のうち、それらが「極度の域には達してない人」をカバーしうる言葉なのかなと、私は感じました。

そうなると、「抑うつリアリズム」な人たちの「特性」を肯定的な方向で発揮するような方策が求められるわけで、無理矢理「体育会系オプティミズム」に自らを染めるようなことはしなくてもいいのではないかと。

以前の記事でご紹介した考え方とも符合する見方かもしれません。

「内向的」なのには理由があり、それに相応しい生き方や生き場所がある|目覚舎(めざめや)|note https://note.mu/tatchee/n/n2e2622cb011b

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