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48歳の就活 番外編 都落ち

都落ち

※画像はJapaanHPより平家の都落ちの画像を引用

都落ち、大阪から城崎に行くに当たって私自身が母親から一番初めに言われた一言です。勿論、色々な考え方や感じ方が有ることは理解出来ていますけど、私自身は都よりも飲食、観光関係のビジネスマンとしての経験を積むならば、昨年の時点で大阪よりも地方の方が可能性が高いって考えましたし、都市だからと言ってビジネス経験が必ずしも積める訳では無いし、アフターコロナの世界に置いては、どう考えても地方の方が回復は早いって考えています。

現代に活きる楠正成公の都に対する感想


華の都の京都に関して、南朝の英雄である楠正成公は、攻めるには容易いが、護りにくく攻めやすいって評しています。実際に戦いにおいて、現代でもそうだとは思いますが、大阪や東京という都会は、平時において確かに都では有る。ただし武漢肺炎渦である現在は、どう考えても非常時であるし見方を変えれば戦時と考えるのが妥当と思います。そう考えれば、その中で行われているビジネスというのは、弾を打たない戦争で有り、平時においては都市部でビジネスを行う方が有利ではありますが、非常時において都会というのはひじょうに護りにくいし、実際に武漢肺炎渦に置いて人口密度という弱点を晒していると思います。

一般社会の常識的な感覚

一般社会の常識的な感覚とすれば、大都会で一旗上げてナンボって感覚があるのは事実です。勿論平時においてですが、現在のような非常時において、ビジネスの視点(見方を変えれば戦場での現場感覚)から考えると、現状において人口密度の低い地方の方が戦略的にも戦術的にも作戦を立案しやすいし、ビジネスマンで有れば、報酬であるお金やビジネスチャンスを手にしやすいのも事実と思います。

私自身の考え方の中では

お金も大事ですが、それ以上に大事なのはビジネスチャンスを活かし自分自身のキャリアを積む事の方が魅力がありますし、今までに無いビジネス経験を積みたいと考えています。また、少しでも多く給与を増やす可能性があり、安定感の有る企業に勤めたいって考えていくと普通に地方に出た方が可能性が高いって、一年前の時点で冷静に考えました。

私自身は大都市の飲食業をどのように見ているのか

現状のままであれば、業績を2019水準まで単純に戻すには最低5年はかかると見ていますし、下手をすれば2019の水準にすら回復する事は無いのではないかと見ています。当然の事ながら、仮に武漢肺炎が落ち着いた所で、密を避ける事や感染症対策はマスト、また、酒類の提供に関してもある程度制限されると見ています。そう考えれば、今までのような飲食業の商売の方法自体が通用しないと考えるのが当然だと思います。

戦略を立てる上で都会も地方も関係無い

そう考えれば、解りやすいとは思いますけど、東京の銀座や六本木、大阪の新地や道頓堀で店を経営する事は、平時において世間一般的な考え方で有れば一流って考え方は正しいとは思いますけど、非常時において一般的な考え方って正しいのかどうかを考えると、私は疑問でありますし、非常時において大事なのは世間の目以上に明日生き残る事や明日の食事を確保できる能力があるかどうかの方が問われると思います。勿論、その前提をクリアしつつ、新しい能力やスキルを身に着けた方が、戦略上後の戦いにおいて当然有利になると思います。

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