達成感を感じて、自分のことを褒めてあげたいことがあったので、それを記事に。

組織で働いていると、おもしろい仕事ばかりではなく、言われるがままに対応したり、前例踏襲したりする仕事もたくさんある。

だけど、自分の考えや思いを貫いた方がいい成果に繋がることもある。

去年から担当している社内アンケート。

去年、前任者に言われるままの内容と方法でリリースすると、回答率が悪く、他にもいくつか課題が見つかった。

このままだと社員に無駄な時間を使わせてしまうし、アンケート結果を受ける関係部署の人たちにとって精神的負担を与えるだけの害悪にしかならないと思った。

そこで、今年は内容も方法も変えてみた。

去年はアンケートの回答をお願いするだけだったけど、今年はリリースする前に数ヶ月間にわたってアンケートの意図を伝えることにした。

文字だけの堅い感じをやめて、大きめの文字とやわらかい雰囲気のイラストを使って、文面も雑誌の読み物をイメージして作った。

すると、回答率が伸びて、アンケート結果でも好意的なコメントがぐっと増えた。

ただの自画自賛になってしまうけど、「いい仕事をした」と嬉しくなった。

上司に文章力を褒められたのも嬉しかったけど、私自身が「この仕事で大事なのは意図をしっかり伝えることだ」と感じて、それを形にできた。

嫌々でなく前向きに回答してくれた人が増えて、その前向きな結果は関係部署のエネルギー源となるのかと思うと、好循環を生み出せたことがとても嬉しい。

「やらないといけないからやる」「間違っているわけではないから前例踏襲でいい」という人もいるけど、それではおもしろくない。

二十歳の頃、「世の中を良くする仕事をしたい」「自分にしかできない仕事をしたい」と思ってた。規模は小さくなってしまったけど、その思いを実現できた感覚がある。

「最も大切なこと」は人によって違うけど、私の「最も大切なこと」も間違ってなかった。

この仕事のことで次にやりたいことがいくつかあるから、早く形にしたくてうずうずしている。