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オウンドメディアを使ったSEO対策は限界が来てる説。

Web制作会社の人間が言うのもおかしな話かもしれないのですが、最近Webコンテンツの質が平均的に下がってきている気がしています。
例えば、20代の彼女に時計をプレゼントしたい時に「20代 時計 女性 プレゼント」と検索したとします。

ところが、上位に出てくる検索結果は、どこかの企業が自社製品を買わせるような、役に立たないコンテンツばかり。
そんなに人気がなくて、むしろ残念がられるような時計をあたかも流行っているようにどこかの企業がSEO対策や自社のECに到達させるために、大量に書いていたりするのです。

Webの理想形として、「欲しい情報がすぐに手に入る」ことがあるべき姿だと思うので、このままではWeb自体を見る人が少なくなっていくのでは?という懸念を抱き続けています。

既にユーザーも量産型の記事の質の悪さに気づいている=Web自体の情報の価値が落ちている。

実際に周りの人間と話していても、「このまとめ記事、本当かな?」とか気づいていたりするので、そろそろ企業がライターに依頼して書くような量産型の記事を書いても効果が出なくなってきている事が推測できます。

一方、Web業界では未だにSEO対策系の施策はオウンドメディアを作りたくさん記事を書かせるのが主流ですが、相当良い記事を書くなどしないと効果は出なくなってくると思います。

もちろん中にはとても良い記事もありますが、
多くのまとめ記事などの質は年々下がっていく一方に見受けられます。

それでは、Webとしての情報の質が下がっていくばかりになってしまうので、Google先生には早急にアルゴリズムを変更して、本当に役に立つ情報に辿り着けるようにして欲しいと思うばかりです。

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