67.『インビクタス/負けざる者たち』から学ぶリーダー哲学 その2

こんばんは!
宮崎です♪

67日目の投稿です♪

昨日に引き続き、『 インビクタス/負けざる者たち 』の2人のリーダーの言葉について本日も書いて行けたらと思います♪♪

①低迷期のスプリングボクスが、試合に負けた後のロッカールームにて敗北のビールを飲んでいる時の主将フランソワ・ピナールの言葉

自分に誓うんだ
もうこんな味にしないと
確かにクソまずい

ローカールームでは、試合後にメンバー全員で缶ビールを飲む流れのようですが、負けて苛立っていて飲んだ缶を投げ捨てたメンバーをなだめつつ、みんなに缶を配って飲んだ後の言葉です!!

不味いのはビールのせいではなく、試合に負けた悔しさから来るんだと言いつつ、感情を出してしまうシーンです!!

仕事において、どうしようもなく悔しい瞬間というのは誰しもあるかと思います!!
自分に刻み込むように、飲むシーンには少なからず共感もあるのではないでしょうか!!


②マンデラ大統領と、フランソワ・ピナールがお茶会でリーダー哲学について語るシーン
※このシーンをきっかけに、スプリングボクスはW杯 優勝が使命になります!

マンデラ:『 君のリーダーとしての哲学は?』
フランソワ:『 自分が手本を見せます!! 』 
マンデラ:『 仲間から限界以上の力を引き出すためにどうしたら良いか?
      リーダーにとって常に難題!

     どうすれば持てる力以上のひらめきを与えられるか?
     周りのものをやる気にできるか?

     ”他人の成した偉業に触れることだと思う” 』

このシーンでは、マンデラ大統領が国を再興して行く為には、国民1人1人から、持っている以上の力を引き出す必要があるということを言っています!!

『 手本を見せる 』というフランソワの回答に対して共感を示した上で、ラグビー代表チームに期待をかけて行くシーンです!!

『 他人の成した偉業に触れることだと思う 』

ハンカチの法則とかっていうことも言われたりもしますが、仕事の場においても、誰か1人が具体的な結果を創った瞬間に、全体の基準が上がってみんな結果を創ったります!!

陸上の世界だって、10秒を切る選手が1人現れただけで、次から次に不可能だと言われたことが当たり前に変わって行く!!ということは世界の歴史が証明していると思います!!

皆さんも、それと同じような経験を感じた瞬間もあるのではないでしょうか。

③フランソワとお茶会をした記事が新聞に載った後に、マンデラ大統領が娘から嫌悪感を示されるシーンより

心を開かず頭から否定している
意見ではなく個人的な感情をぶつけているだけ
それは身勝手な考え方だよ

国の為にはならない

過去に迫害を受けた人に、フランソワが似ていると言って嫌悪感を示した娘に対して、マンデラ大統領が諭す言葉です!!

マンデラ大統領の人間的な部分が垣間見えるシーンです!
政治的指導者の立場にあるマンデラ大統領ですが、妻と娘との関係はあまり良好ではないようですが、娘に対してまっすぐ伝える父親としての顔が見えています!!

時には言いにくい事でも、ちゃんと伝えないと行けないことはある!!
そんなことで共感を感じたシーンでした!

④マンデラ大統領から、南アフリカの子供達にラグビーを教えに行くように!という依頼を受け、『 忙しい 』と文句を言ったメンバーに対するフランソワがなだめたシーン

俺達はもう只のラグビーチームではない
立場を自覚してくれ

この国は変化している
俺達も変わる時だ

マンデラ大統領とのお茶会以降、フランソワが明確にW杯優勝を国を代表しての使命だと感じていることが伝わってくるシーン!!

フランソワの決めている姿勢に対して、周りも徐々に感化され、チームはここから更に強くなっていくのと、黒人の子供達に対してラグビーを教える中で、子供の無邪気さや、自分達がどれだけみんなの希望になっているかを感じて、選手自身も力付けされて行くシーンに繋がって行くきっかけになります!!

水は高い所から低い所に流れるように、人の情熱や想いも強い人から順々に周りに伝わって行くということを言われたりします!!

リーダーの強いコミットが周りを引き上げること、そして自分達がやっていることと、意義とか理由がリンクすると強いということを強く感じたシーンでした!!

⑤大会前にラグビー番組にゲストで呼ばれたマンデラ大統領に対して、コメンテーターが『 元は別のチームを応援していたんですよね? 』と嫌味を言ったことに対する答え

しかし、それは過去のことで今は違う
彼らを100%全力で応援しています

この国は変化が必要な時です
私自身が変わらなければ、国民に変化は求められませんよ

時には結果の為に、自分の主義や思想も変えて行く必要がある時自分のこだわりを横に置く必要がある時は誰しもある気がします!!

国の復興の為に身を捧げているマンデラ大統領の、リーダー哲学が垣間見えた瞬間かと思います!

人に言うのであれば、まずは自分が『 率先垂範 』でやること!
それを体現しているマンデラ大統領のシーンでした!!

⑥決勝戦前に、フランソワが妻に会話するシーン

明日は結果がどうなろうと運命に委ねるよ

試合のことよりも30年も狭い独房に入れられて、それでも人を許せるのはどうしてか考えてた

決勝の前に、マンデラ大統領が服役していた牢獄にラグビー代表チームで訪問した際に、マンデラ大統領が30年近く入っていた独房内で感じたことを、決勝戦前に妻に語っているシーンの言葉

その1ではマンデラ大統領の言葉を紹介しましたが、今度はフランソワ視点でのシーンでまた違った印象を受けました!!

立場はお互い違えど、リーダーシップを張っている二人だからこそ、相手のことを考えて、想いにふけっていることにすごい深さを感じたシーンでした!!

『 許す 』が言えるマンデラ大統領もそうですが、それを受取ろうとしているフランソワの真摯さも伝わって来たことと、お互いに尊敬と経緯があるからこそ、想いや背景を汲み取ろうと言う姿勢に繋がっているのかなと感じた場面でした!!!


本日もいくつかの言葉を紹介して来ましたが、書きながら思い返す度に、1つ1つの言葉に学びが多いなと感じてばかりでした!!

本日はこのあたりで♪♪
続きはまた明日書いて行きます!!

宮崎

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