世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業
河合克仁

【Conclusion】
美しい心の状態で生きていくと決めることからすべては始まり、自分の心と向き合わないことには幸福な人生は始まらないということを述べた本

【Point】
✴︎億万長者はなぜ「心」を学ぶのか
→自分自身の心を理解し、心が快適な状態を認識しなければ、
真の満足感を得ることはできない。

「経済的豊かさを追求するだけでは、人間は満足するようにできてはいない」「よりよい仕事をするためには、心の安定が必要である」

✴︎苦悩の心の状態に起きる特徴
→「自分中心の意識状態」「今を生きていない」
今を生きるとは将来のことを一切考えてはいけないということではありません。
どんな心の状態で行うかであり、同じ計画や目標を立てるのでも、
美しい心の状態で机に向かえば自然となすべきことが見えてくる！

✴︎小さな子どもは今を生きている
→人は年齢（経験）を重ねるにつれてだんだんと「今」を生きる時間が少なくなっていく。
無意識の思考や行動をやめることが今を生き、美しい状態にするための第一歩！

✴︎苦悩の本質は「理想像」である
→自分が本当は何に執着しているのかを見つけない限り、苦悩から抜け出すことはできない。

✴︎美しい心をつくる4つのステップ
①気づく
→・ 最近、心が曇った瞬間は？　
　・ネガティブな感情がある＝苦悩の状態だと気づきましょう。
②観察する
→心が曇った瞬間、どんな考えが浮かびますか？
　1、目を閉じて背筋を伸ばし、椅子や床に座る
　2、頭の中を駆けめぐる心の声を15個以上挙げる
③苦悩の正体を知る
→1、心の声のうちどれくらいの割合が自分中心の意識か確認する
　2、自分がしがみついていた理想像を見つける
④正しい行動を考える
→今取るべき行動は？　自分が本当にやりたいことは？　相手のために何ができる？

【My View】
今を生きることの大切さを述べていましたが、子どものように今に集中する力と、子どもに足りない自分の感情をコントロールする力の組み合わせが大人の自分たちにできれば世の中はシンプルに良くなると思います。そのためにもまずは自分と向き合うことが基本だと感じます！