明けましておめでとうございます。
2023年の年末は、年末特番「ゆく年くる年」の前座こと「紅白歌合戦」をみて過ごしました。なので（なので？）、前回の紅白歌合戦を踏まえて。次回（2024年）の紅白歌合戦で起きそうなことを予想したいと思います。

そもそも、2023年の紅白歌合戦ではどんなラインナップだったか。それをまず振り返ります。ざっとこんな感じ。

司会は、有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波といった感じでした。審査員は、特に堺雅人が目立っていた印象です。結果に関しては、圧倒的な差で赤組が勝ちました。

YOASOBIの「アイドル」が全てを黙らせるような圧倒的なパフォーマンスで持っていった感じがありました。でも個人的に思うのは、YOASOBIは企画枠なのでは？ということ。男性アイドルも多数共演してましたし、そもそもAyaseさんが男性だと思います。YOASOBIのパフォーマンスを審査に加えないのであれば、結構互角だったと思います。（ボーダーレスという色々配慮したと思われるテーマ設定なのに、結局男女分けて勝ち負けもつくという、そもそも論もあるとは思いますが）

そんな紅白歌合戦ですが、見どころが多すぎますよね。司会進行や審査員、さらには副音声コンテンツなどの縁の下の力持ち的な部分。特別企画。そして、もちろんアーティストによるパフォーマンス。などなどたくさんあるので、それぞれにレイヤーを分けて予測していこうと思います。

司会・審査員・副音声コンテンツ部門

紅白歌合戦になくてはならない存在が司会ですが、わたしは、審査員にも関わらず、大活躍だった堺雅人さんが、有吉に代わって抜擢されることに賭けたいと思います。昨年の紅白で、縄跳びダンスやドミノ倒しのスタート役など、審査員にしては出番の多かった印象です。そして、最も爪痕を残したであろう瞬間は、「純烈」のパフォーマンス中にやってきます。NHKプラスの宣伝も兼ねた純烈のステージでしたが、NHKプラスのリンクに飛べるQRコードだらけの衣装にスマホをかざしてみるも、まさかの読み取れずに真っ白い画面を見せつけた堺雅人。良すぎる。司会決定です。

来年も純烈はどうせ出るんでしょうから、同じQRコードのパフォーマンスを行って、読み取りリベンジできました！みたいなくだりがありそう。

今年浜辺美波さんと橋本環奈さんが務めた女性枠は、ガチで予想すると、橋本環奈さんが残留で、新たに吉高由里子さんが抜擢されると思います。今年の大河ドラマの主演ですし、審査員として参加されてました。初の紅白司会ということですが緊張してますか？という質問に対して、「緊張はしています、でも大丈夫！」で乗り切るCMでお馴染みのくだりがありそう。ただ1点、ポエマーな部分があるので緊張やプレッシャーがゆえに闇落ちしないかが心配なところ。詳しくは令和ロマンのYouTube参照。

続いて、気になる審査員部門。今年はパンサーの3名が頑張っていましたが、来年は、あのちゃんが入り込んできそうな感じがします。去年からオールナイトニッポンのレギュラーパーソナリティになり、レギュラー番組もありテレビに引っ張りだこ。副音声のコンテンツなら、あのちゃん嫌いの炎上ヤー（火をつける人）もチェックしないでしょうし、あのちゃんのアーティストに対するリスペクトな気持ちさえあれば面白いコンテンツになると思います。副音声なら、特徴ある声を楽しめるし、独特なトークやツッコミが光ると思います。合わせて霜降り明星もあるか？と思ったけど霜降り明星とあのちゃんって炎上リスクしかないので、真っ先にボツ案になりそう。けん玉企画って毎年やる意味あるの？とか言ってそう。大泉洋と組んでお送りするのが良さそう。そもそもなんで一人称が「ぼく」なの？って聞いてブチギレられる大泉洋が思い浮かびます。

審査員は、スポーツ部門にそろそろバスケ日本代表のトム・ホーバス監督が来ると思います。去年、ワールドカップでパリ五輪の自力出場を決めて、その五輪が2024年にあるわけです。それでいて、2023年の審査員席には呼ばれなかったし、女子バスケが銀メダル取った時も審査員に呼ばれてなかった。これらは、もはやパリ五輪で金メダルを獲得して、紅白に審査員として出場する未来への伏線としか思えない。国籍はアメリカだけど妻が日本人であることや、NHK側の「ダイバーシティの尊重」という取り組みの一環としてありそう。感想とか振られた時に、「みんな''信じている''からこそできる最高のステージでしたね」とか言ってそう。

他にも審査員案、あります。Vtuberのキングこと、にじさんじの誰かです。テレビで見ると、「そこにいる」んだけど、NHKホールで見てる人にとっては、「謎の空白」になるというボーダレスが生んだ「虚」。が生まれるところが見たい！
これにて以上！

特別企画部門

振り返ってみると、2023年は6つのコンテンツがございました。ざっくりジャンル分けすると、「NHKのお笑い×音楽」、「バズった海外アーティストのスペシャルステージ」、「周年系ステージ」、「海外のレジェンド」、「日本のレジェンド」とこんな感じでしょうか？

「バズった海外アーティストのスペシャルステージ」は、2024年次第だと思うので、予想はできないですが、それ以外は頑張れば予想できそうです。

まずは、「周年系ステージ」について。今年は、カート・コバーン没後30周年です。なので、アメトークでニルヴァーナ大好き芸人回が放送されると思ってますが、紅白ではFoo Fightersのデイヴ・グロールおよびその他メンバーで結成される特別バンドによるNirvanaの「Smells like teen spirit」をやると思います。というかやります、絶対に。ただ、これは海外のレジェンドステージと掛け持ちになりそうです。

続いて、日本のレジェンドステージについてですが、高橋幸宏さん、坂本龍一さんが亡くなった2023年にYMOの特別ステージがなかったので、2024年にやると思います。細野さんをはじめとして、さまざまなゲスト、例えば大貫妙子さんとかCorneliusとかが参加してライディーンやイエローマジックとか素晴らしいパフォーマンスを披露しそうな予感がします。もしかするとAIで、高橋幸宏さん、坂本龍一さんを復元、とかっていう変なことをしでかしそうな気もしますが、杞憂に終わって欲しい。

「お笑い×音楽」、そろそろくっきー（野生爆弾）あたりと誰かのコラボがきそうな気がするっすけどね。くっきーさんはギターがうまいことで有名ですし、なんならバンド組んでますし。と思って調べてみたら、楽曲が売れそうな番組がありました。関西愛認定バラエティ「ちゃうんちゃう？」がNHKでやってます。これしかない。村上信五とコラボや！「ちゃうんちゃう？ダンス」が大ヒット！とかっていうキャッチコピー付きでいかがでしょうか？

本編キャスティング・パフォーマンス部門

トリから行きましょうか。今年は、個人的にはYOASOBIがトリにならないと番組的にダメだと思います。若者、海外からの支持はもちろん、ストリーミングの再生数もMISIAさんの数倍近くあります。そして、去年のあのパフォーマンス。誰もがトリとして是非見たいと思ってるでしょう。ただ、「アイドル」ではあのステージを超えるものはできない気がします、あれがやれる最大限の演出な気もしてます。逆にあれ以上やるとしたら、ジャニーズ勢、アイマスなどのアニメにおけるアイドルをバーチャルとして加勢させることくらいでしょうけど、いろいろ台無しになる気もしますよね。つまり、2024年の楽曲で1番ヒットした（するであろう）楽曲を引っ提げてYOASOBIが紅組のトリを努めると予想します。（ちょっと抽象的すぎるけど…）

白組は、どうせ福山雅治です。そして、今年もYOASOBIが最後に持っていかれて紅組の優勝で終わる気がしています。

紅組が強い理由、まだまだあります。

流石に、XGが出ると思います。流石にね。2023年にトリを務めたMISIAのSpotify月間リスナー、3倍以上の数値記録してます。CHISAが「こんにちわんこそば〜！」とどっかのタイミングで叫んで、「あ、案外、そういう感じだね」と食卓に驚きと好感度をもたらすのでは？と思います。もちろん、バッチバチのパフォーマンスをキメてくれるはずです。グローバルで活躍するアーティスト、という意味合いも込めてアメリカから中継とかもワンチャンありそう。ちょっと注目です。

「水森かおり×ドミノ」の企画は、流石にやると思います。
三山ひろしは「紅白×けん玉」 水森かおりは「演歌×ドミノ」
というタイトルのネットニュースが出てますからね。「三山ひろしがけん玉をやる=水森かおりがドミノをやる」ということでしょう。絶対的な対の存在になったわけです。「ポケットモンスター 三山ひろしのけん玉/水森かおりのドミノ」が発売されてもおかしくないでしょう。

2024年は、紅白75周年だと思うので、7万5千個のドミノを作って倒すんじゃないですか？で、案の定時間が余って、ドミノだけが倒れる意味のない時間が30秒〜1分くらい流れるんじゃないですか？そこまで予想します。

最後にAdoさん、2023年の紅白では、コナンポーズでステージを締めくくりましたが、2024年の紅白では、ジョジョ立ちを披露して、ネットがひたすら盛り上がるんじゃないでしょうか？影のせいで微妙にわかりにくい！とか若干のマイナス意見もありそうだけど。

もしくは、誰かそっち系のアーティストとのコラボ楽曲で紅白に出て、二人で、オタクとアイドルの可哀想な''あのポーズ''をやるんじゃないですかね？ハートとグッドのやつ。いずれにせよAdoのパフォーマンスの締めには目を離せません。

では、お待ちかねの白組に目を移してみましょうか。白組といえば、水森かおりの''対''こと、三山ひろしです。2023年の紅白では16番の挑戦者の方が失敗してしまい、ギネス記録は達成ならず、でしたけど、失敗したことによって、2024年に再度チャレンジが行われる確率が100%となりました。絶対にやります。パフォーマンス前の詳細欄とかに「リベンジ」って文字が絶対入ってると思います。これは10000円賭けてもいい。言い切れる。問題はここからです。2023年に16番だった挑戦者が何番目に配置されるか。私は1~5番目くらいの位置に配置されるんじゃないかな〜と思ってます。なぜなら、誰もが耳を疑った、あの謎ルール、10番目までの失敗ならギネスルールでやり直しOKというアレがあるからです。2024年最大のリスクヘッジと言っても過言ではないと思います。このけん玉チャレンジにも目が離せませんね。

2024年、4で割ってみます。割り切れます。割り切れるということは、オリンピックがあるということです。オリンピックがあるということは、オリンピックのハイライト映像とともにそのメインテーマとされる音楽が100%の確率で紅白で披露されます。今回はそちらを予想していきます。昨年、スポーツシーンを沸かせたのは、やはり10-FEETの「第ゼロ感」です。バスケワールドカップでは、公式テーマソングである藤井風の「Workin' Hard」を凌駕するくらい露出されていたのではないでしょうか。男子日本代表がパリ五輪を決めた瞬間、会場で大合唱されていたのが「第ゼロ感」でした。そこで、縁起もいいことですし、このまま10-FEETがパリ五輪の公式テーマソングを手がけるのではなかろうかと予想しています。つまり、感動のVTRをバックに10-FEETがNHKホールで熱唱、完璧です。楽しみです。

まぁあとは、ジャニーズが復活するかどうかというところだと思いますが、アンタッチャブルすぎるので、こちらではノータッチでフィニッシュとさせていただきたいです。（令和の虎）

現時点で、今年バズった枠での出場が予想されるアーティストが決まったので紹介します。Creepy Nutsです。曲はもちろん大バズりしている「Bling‐Bang‐Bang‐Born」です。キタニタツヤの「青のすみか」が紅白で披露できるならCreepy Nutsは無論いけるでしょうが、懸念点もございます。R-指定の「R-指定」という名前と、歌詞がNHKのガイドラインを守れているのか問題です。前者のR-指定という名前については、おそらく問題ないと考えています。DJ松永がレギュラーを務めている「沼にハマって聞いてみた」に代打出演していたのでおそらくいけるでしょう。では、歌詞についてはどうでしょうか。確か、倫理的なワードだけでなく、企業名や商品名もアウトだった気がします。みてみましょうか。

まずは一番

R-指定が喋るの早すぎて歌詞が長すぎる。。。。。みてみるとNGなワードはなさそうですかね。紅白でフル披露することはおそらくないと思うので、1番がOKなら安全そうです。ちなみに2番は、「三股」「TATOO」あたりが若干怪しいですが、R-指定が歌う割にはマシな方なので、NHKさん側の次第でフルも行けそうです。Creepy Nutsが出るとなれば、初出場だと思うので楽しみです！

では長くなりましたが、紅白予想を終わりにしたいと思います。お読みいただいた皆さん、ありがとうございました。