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2000年以降洋楽個人的10選Ⅱ

2000年以降と銘打ってますが、2000年と2001年で今回は終わっています。個人的に2001年の洋楽にかなり思い入れがあったりするので2001年中心のセレクトとなってしまいました。まあ個人的に人生どん底の時代、引きこもり長期化、メンタル「うつ病」やらなんやらでしたので。でも22歳くらいでしたか、感受性は病んでるからこそ凄まじく研ぎ澄まされていて、そのナイフのような鋭さに沁みまくった音楽、という意味で2001年の洋楽は特別な響きを僕の人生に与えたりしています。かなりマニアックな曲も結構あるので共感を得るかどうかは微妙な感じですが、いい曲は多いと思います。テレビ神奈川、京都テレビで2001年年末にやっていた「ビルボードトップ100」からの曲がほとんどですが、2001年のは。まあでも早速行ってみましょう。

It's My Life / Bon Jovi (2000年)
1995年の「These Days」以来5年ぶりのボン・ジョヴィのアルバムは原点回帰の彼ららしい前向きなロックになっていてこの曲は彼らの新しいアンセムになって日本でも大ヒットしていましたね。今や80年代黄金時代の楽曲を押しのけて彼らの代表曲みたいになっています。僕はこの曲も嫌いではないのですがやっぱり全盛期の凄すぎた楽曲の方が好きかな。まあでも2000年以降の洋楽という今回のくくりでは入れとかな、と思った次第です。


Shape Of My Heart / Backstreet Boys (2000年)
僕はこの当時は引きこもり完全体だったので世間的にこのバックストリートボーイズがどれくらい日本とかで人気があったのか肌感覚ではわからないのですが、いまウィキペディアとかで見ると日本でも毎回ミリオンセラー記録するくらいめちゃくちゃ人気があったみたいですね。僕もこの前の曲「I Want It That Way」とかラジオからかかってきた時とか「めっちゃいい曲」とか思っていたくらいでしたから、みんなもそう思っていたんですね。で、この曲もまたそれに匹敵するか超えるくらいいい曲で。個人的に大好きな洋楽の一つです。


When It's Over / Suger Ray (2001年)
ここから件の「ビルボードトップ100」からの楽曲になるのでグッとマニアックになったりします。僕もこのバンドはこの曲で知ったのですが、まあ洋楽ファンには「エブリモーニング」とかで知られていたりしてたらしいです。でもかなりキャッチ―なメロディーでMVも華があって心を鷲掴みされましたね。アメリカのスターって感じなのがまたいいですね。


Butterfly / Crazy Town (2001年)
これは完全に誰も知らないでしょう。たぶん。このビルボード年間チャート見ていないと僕は絶対知らなかったです。でもいい曲なんですよ。まだ洋楽が華を持ちえた時代の格好良さとかがあって。そういや2001年9月11日のニューヨーク同時多発テロがあったのはこの年でしたね。で、個人的に洋楽が魅力的だと思ったのもこの年が最後でして。何か因縁めいたものも感じたりします。音楽とか精神をおおいに反映したりするので。まあそこらへんの話もかなり出来たりしますがあんまりそっち行くと誰もついてきてくれなくなりそうなので、「note」ではなるべく言わないようにしています(結構言ってますか笑)。


Ride Wit Me / Nelly featuring City Spud (2001年)
これまた誰も知らなさそう笑。でも僕は洋楽のヒップホップとかちょっと苦手意識があったのですが、この曲は素直にカッコイイと思いましたね。聴きやすかったですし。洋楽のチャート番組はやたらとヒップホップが多くて付いていけない部分が多かったのですが、たまに聞きやすいロックとか、こういう曲がまだあの当時はあったから、心に響くと言う意味で20年以上経ってもここで紹介出来たりします。でもここから洋楽はかなり落ちていきましたね。心に響く曲という意味では。個人的な意見かもしれませんが。MVの途中で歌詞が聞き取れないとかあるのはかなり英語でヤバい内容(たぶんわいせつなこと)歌っているからなんでしょうね。向こうはそういうのかなり厳しい規制かかったりするらしいです。いい曲なんでちょっと残念ですが。


It Wasn't Me / Shaggy featuring Rikrok (2001年) 
この人は僕はかろうじて知っていました。レゲエの人でしたよね。その昔はそこまでいい曲あったかどうかは微妙でしたが、この曲は掛け値なしでめっちゃいい曲です。この曲とか前のネリーとか知れたのが個人的にはかなりお腹いっぱいというか、満足な出来事でした。自分の音楽の世界を更新できたっていう意味で。


Again / Lenny Kravitz (2001年)
レニー・クラヴィッツは前から知っていて、この年にも大ヒット出しているんや、とチャート見てちょっと安心したりしましたね。知っている人が頑張っているみたいな気持ちで。90年代とかめっちゃヒット飛ばして、洋楽好きな人は大抵聞いていたんじゃないでしょうか。僕は例外的にあんまりハマらなかったのですが。ちょっと70年代ロックのオマージュ過ぎる曲が却って、それならホンモノのツェッペリンとか聞けばいいかって感じがしていたまだまだ洋楽ビギナーでしたので。


Thank You / Dido (2001年)
前回の「2000年以降~」で紹介したエミネムのスタンのサンプリング曲元ネタです。まあ僕はこっちの方が好きかな。病んでない感じがして笑。まだこういう爽やかな名曲が生まれるだけの土壌が向こうにはあったということですかね。2001年以降、なかなか深くていい曲というのがほとんど生まれていないような。やっぱり911かな。原因は。悪魔が全部塗りつぶしていったみたいな。誰が言っていたか忘れましたが「ホロコースト以降、人類は詩を書けなくなった」というのと似ていたりしますね。お前が書くなよ、って。人類共通の罪を背負って書けるのだろうか、とか。あ、気が付けばまたそっち方面で書いてました、ごめんなさい笑。


All For You / Janet Jackson (2001年)
ひょっとしたらもう知らない世代もいるかもですが。一応。スーパースターマイケルジャクソンの妹さんです。すごいですよね、兄妹そろってスーパースターとかって。妹もかなり売れまくって、マライアキャリー、ホイットニーヒューストンとかと並んで80年代、90年代とかの洋楽人気を支えていましたね。で、たぶんこれが最後の大ヒット曲。彼女のキャリアの中でも最大のヒット曲とかになったんじゃないでしょうか。勢いを感じますね、MVとかから。2001年ビルボード年間チャート第3位の曲です。


Hanging By A Moment / Lifehouse (2001年)
この曲が2001年のビルボード年間チャートの1位です。週間チャートでは最高位2位とかだったんですが、長くチャートに在籍していたのでいろいろなポイント加算させて総合1位になったらしいです。こういう曲がアメリカで年間チャート1位になるのって本当に珍しい出来事だったんじゃないかな。普通のロックの曲なんですが、普遍的な力強さも感じさせる一曲ですよね。個人的にはこの曲が1位になったから2001年の年間チャートが好きだって感じもします。このMVを久しぶりに見て不覚にも涙してしまいました。あの頃の揺れる感受性のまま彼らの姿に自分を重ねていたことを思い出したので。



思い出の2001年アメリカ年間チャートでほとんど占めたりしましたが、まあいい曲多かったんじゃないでしょうか。たぶん。イチローが初めて日本人野手でメジャーリーグに挑戦したのもこの年でしたね。新庄もいたか。応援する阪神タイガースが4年連続最下位とかだったんで、引きこもっていたし阪神見ていても気持ちが萎えるだけだったので、人生でこの2001年の1年間だけ阪神ファン辞めて、イチローと一緒にアメリカメジャーリーグに気持ちだけ行っていましたね。引きこもる日常でイチローの活躍だけが希望というか、そんな切ないあの頃も思い出したりします。まあそんな青春の病んだ鋭い感性にハマった音楽でもあるから余計に心の奥深くに刻まれて一生消えないものになったりするんでしょう。今回は本当に「個人的」度合いがかなり強めでしたが、まあいいか。「個人的10選」だから。ではまた何かの10選で。

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