「人の感情に興味ない。」‖世界は自分自身の目と耳でしか存在しない#22_12
結論=自分自身のハッピーと向き合った時、結局は目の前のあなたのハッピーを本気で考えるようになっちゃまうんだよ。っていう話をします。
人とのコミュニケーションに悩んでる人。うまく自分自身を表現できない人。人の顔色を気にしちゃう人。人の思考とか思想に振り回されちゃう人。
そんな人に、よく話す話をテキストに落としてみました。誰かの幸福に繋がればこれ幸い。頼む!ぼくのために幸福になってくれ!!
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最近の大きな気づきなんだけど
ぼくは人の感情に興味がないんです!!
みんなはどう?人の感情に興味持ってる??
じゃあ、どうして人の感情に興味持ってるの??
っていう問いをしてみてほしいんだけどさ。
ぼくは学生時代なんて、なんでだかすげーたくさんの友人たちから恋愛相談を持ちかけられて、驚くことに同学年の恋愛相関図を握っていたことのある逸材だったんです!
でね、大体の友人がこんなことをきいてくるの。
「◯◯くん、私のことどう思ってるかな??」って。
そしたらぼくはもはやお決まりになったパターンでこう答える
「どう?って。そんなん決まってるじゃん。別に好きじゃないでしょ!」って。
だってね!!
あなたが彼のことを好きだ!と思うことって、彼からしたらその時点では関係のないことで、仮にあなたが彼とのふれあいエピソードをお持ちであれば話は別だけど。そんなことを他人のぼくに質問してる時点で現状ロマンスはおこってないわけでしょ?と。
でもこうも思うんですよ。
「あなたが『好きだ!』と思うことを彼はきっと喜ぶはずだ。」と。
なぜ、あなたは人の感情を優先してしまうのか?
ぼくは生まれてこのかた親族一同の末っ子だったこともあってね、おじちゃんがこんなことを言ってくるの。
「じいちゃんがおんぶしたのは親族でお前だけなんだ。」と。
そんなことを言われたところで知ったこっちゃないわけですよ。
そりゃあもうそこそこ甘やかされるわけです。ぼくが世界の中心だ!って愛を叫べる程度には。
だから考えたことがない訳です。渡る世間は鬼だらけ。とか。
「世界はぼくに甘い」ってなんなら逆に思ってる。
でもそれって、実際にそうかどうかなんてこともどうでもよくて。
「ぼくが実際にどう感じているか?」しか、この世界には存在しないんじゃないのかもしかして!!ってそんなことを考える。
例えば、誰かが酷評するラーメン屋ですするラーメンは普通に美味いし。
こんなとこなにもねぇだ。って言われる田舎の暮らしは最高に楽しいし。
誰かが美味いとか楽しいって言ったところで、ぼくからしたらそうじゃないかもしれないし、その逆だってありえる訳で。
って考えるとね。
「この世界は自分自身の目と耳でしか存在しないんじゃない?」
って思うんですよ。
だから、あなたがどう思うか?なんてどうだっていいんです。
ぼくが、どう思うか?でしか、この世界は存在し得ないんだから。
あなたがぼくのことをどう思ってるかなんてどうでもいい。
「うるさい。ぼくが好きなんだから付き合えばいいじゃない?!」
って言って付き合ったことのある人がいる。って話をすると、すげー驚かれるの!!そりゃそうか。って、理解はしてる。笑
ぼくは好きになった人ができたらその感情を自分の中で保有できない性質の人間でして。これは別に恋愛に限ったことじゃなくてね。
「好き!」とか「興味ある!」とか「話したい!」って思ったら一直線。
すぐに近づいちゃう。笑
もしかしたらあなたはぼくに興味がないのかもしれないし、嫌いなのかもしれない。それでもやっぱりそんなことどうでもいい。
ぼくがそう思っていることにこそ、価値がある。
人は人に必要とされることが大好物なんだ。
ぼくは生まれてこのかたずーーっと利己的に生きていて、多分それはこの後も変わらないことなんだと思うんです。
先にも書いたように、ぼくは親族一同の末っ子だから、ぼくの我儘にみなさんが踊らされる訳ですよ。あれが食べたいとかあれがほしいとか。
その度に大人たちはなんだかんだと愚痴をこぼしながら軽快で愉快なステップを踏んでる訳ですよ。経験したことない?可愛いあの子にねだられたモノをプレゼントする為に頑張ってバイトしたこととか。好きでもないディズニーランドにもはやキャストとして真骨砕いてはしゃいだりとか。笑
人は人に必要とされることが大好物なんだ。
だから我儘放題のぼくもそう。たくさんの恋愛相談も人生相談も、めんどくせーッて言いながらずーーっと付き合っちゃう。誰かが欲しがってたモノとか見つけたら買って行っちゃう。それは、あなたが喜ぶ!ということこそが、自分自身の喜びにつながるのだから。その時に自分自身の承認欲求が満たされるから。
人は一人では生きられない。こんなに身体的スペックも戦闘能力も他の動物に劣っている人間がはびこっているのは、それぞれの力を分け合えることができるから。そもそも一人で生きることができない設計なんだと思うんです。
そう考えると気づくんです。
「ぼくのハッピーはぼく一人では生み出すことができないじゃん!!」って。
漫画バカボンドの武蔵が葛藤するんですね。
最強の頂点を目指した時に、最強たらしめるに全てを殺し続けた先、誰もいなくなった世界で誰がその「最強を承認してくれるのか?」と。いやはやこれは深すぎますよ井上先生、、!!
利己的欲求の追求が誰かのハッピーにつながることこそがぼくのハッピーなのだ
「ぼくはあなたの感情に興味ない。」そう思って人と接してみたらどうなるか?
ぼくはね、自分自身と向き合うことになるんです。目の前のあなたがぼくにとってどういう存在なのか?って。知らなければ知ってみようとする。自分にとって生涯を共にする戦友になるかもしれないし、もう二度と出逢わないご縁の薄い人のなのかもしれない。
だから、目を見て話して、あなたの中にある感情や好奇心や黒いところを見ようとする。結果、ぼくがどうしたいか?は、ぼくが決める。だから、あなたは好きにしていればいい。
「私のことおぼえておいてくださいね!!」って学生の子が別れ際につぶやいたりする。「いや、それは無理だ。おぼえてもらいたいと思うならぼくの人生に登場し続けてくれ。」そう思うんです。逆にぼくが忘れて欲しくないなら、ぼくはひつこくあなたの人生に登場し続ける。と。
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「ぼくはぼくの幸福にしか興味がない。」そう言い切ってみるとどうだろうか?
ぼくはね、ぼくの半径3m世界の住人であるあなたを見つめる訳です。
運命であろうが偶然であろうが、ご縁を持って言葉を交わすあなたがぼくの世界に登場するのであれば、ぼくはあなたの幸福を本気で願うんです。
だって、あなたが生きることに苦しんでいるのであればそれはぼくの痛みと等しいから。どうかぼくの幸福の邪魔をしないでいただきたい。そう思ってる。だからあなたは
「ぼくのために幸福になってもらはないと困るんだ!」
ぼくは幸福にまみれた世界で生きていたい。だから、ぼくの世界に不幸を持ち込まないでいただきたい。だとするのであれば仕方ない。ぼくはあなたの幸福と本気で向き合うことにする。そう思って生きている。
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ぼくが運営するシェアハウスには15名くらいのシェアメイトが暮らしてるんです。
いまは未だ何者でもない彼らが、それぞれの「自分自身」を見出してこの家を出ていくまでぼくは彼らの幸福を本気で考える。ぼくの幸福の邪魔をされたくないし、ぼくにちゃんと家賃を払ってもらわないといけないから。
この家を旅立つ時に「行ってこい。いつでも帰ってこい。」と言える未来にするために、ぼくは彼らの人生と向き合うことになる。
自分自身のハッピーと向き合った時、結局は目の前のあなたのハッピーを本気で考えるようになっちゃまうんだよ。
面倒でいて、なんて暖かな感情だろう。
ぼくだけが儲けることも、ぼくだけが幸福を享受することも
誰の仕業かそんなことできないようにこの世界は設計されてるんだ。
ぼくは「人の感情に興味ない。」だから、ぼくはあなたのことを勝手に愛し続ける。
ここで逢ったが何かのご縁。
ぼくの為にどうか幸福に生きていてくれよ。
そう利己的に願ってる。
2022年9月9日
写真とテキスト:たつみかずき
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